2020年に52歳で、食道癌で亡くなった主人と家族のリアルな記録です。
当時の日記を元に、主人が最期まで闘い抜いた事を残したいと思いました。
お読み頂けたら嬉しいです。
なるさん(主人)会社員
私 パート
たろう(息子)高校生・ラグビー部
ことり(娘)小学生
2019.8.1
G病院 パクリタキセル 6回目
朝、今までで1番の大渋滞に巻き込まれて、2時間半以上もかかってしまった
しかも、点滴の予約が、いつも午前枠なのだが、今日に限って、なぜか早朝枠(朝7時半からの採血)とやらになっていたらしく、行く先々で、来るのが遅いと注意されてしまった。
後から、病院側のミスだった事が分かったのだが、焦ってしまった
診察時間も2時間待ち
血液検査の結果は良好
腫瘍マーカーも上昇していないとのことで安心した。
前回の投与中断を受け、抗アレルギー薬の量を増やし、130の抗がん剤を様子を見ながら投与。
最後までちゃんと投与できるように、祈り待つ
無事投与完了
よかった。
しかし、また副作用との辛い戦いが始まる。
それを繰り返すと思うと、一体、どっちがなるさんにとっていいのかと考えてしまう。
薬疹の痒みがひどいので、新しく、抗アレルギー薬、エンペラシンを服用。
会計 10,640円
ことりは、猛暑日が続く中、毎日、金管クラブで、トランペットの練習を頑張っている
それ以外は、いつも1人で留守番していてくれるので、助かるが、やはり精神面が、心配だ。
たろうは、ラグビーの練習中、20メートル先の木に落雷があったらしく、継続不可能となり、いつもより早く帰ってきた。
2019.8.2
たろう、ラグビー部の合宿へ出発
小学3年生から、毎年訪れている菅平での合宿も、いよいよ今年で最後。
小学生までは、楽しんでいたが、中学生になると、ハードな合宿になり、きつかった思い出満載だけれど、悔いのないように、頑張ってほしい。
そしてケガなく、元気に帰って来ますように。