2020年に52歳で、食道癌で亡くなった主人と家族のリアルな記録です。
当時の日記を元に、主人が最期まで闘い抜いた事を残したいと思いました。
お読み頂けたら嬉しいです。
なるさん(主人)会社員
私 パート
たろう(息子)高校生・ラグビー部
ことり(娘)小学生
2019.7.25
G病院 パクリタキセル 5回目
せっかく採血が1回で成功したのに、とても混んでいて、投与を開始したのは、12時半過ぎとなってしまった。
通常1時間半位で、終了するのだが、アクシデント発生により、16時半位までかかってしまった
吐き気止めと抗アレルギー薬を入れ、眠くなり、眠ってしまったなるさん。
パクリタキセルを半分投与したところで、気持ちが悪くなって目が覚め、顔面蒼白、血圧低下。
先生に相談し、これ以上の投与は、中止となった
白血球値が下がっているため、毎週、打ち続けられるようにと抗がん剤の量を減らしていたのだが、更に、その半分で中止となってしまった。
なるさん、これが最後の頼みの綱だけに、
ショック
「ごめんね」
と謝るなるさん。
何も悪い事なんかしていないのに…
謝ったりしないで
残りの生食投与後、もう一度、消化管内科の先生の所へ。
次回は、抗アレルギー薬の量を増やし、様子を見ながら投与してみるとの事だった。
会計 9,700円
帰宅したのは18時半となってしまった。
ちょこちょこ、連絡は入れたが、ことりを長い時間、1人にさせてしまった。
帰宅すると、ことりは、家のことを色々、手伝ってくれた。
ありがとう
たろうも暑い中、
試合続きで疲れているが、頑張っている。
なるさんは、さすがに疲れて、早く眠ってしまった。
よく眠れるといいなぁ。