2020年に52歳で、食道癌で亡くなった主人と家族のリアルな記録です。
当時の日記を元に、主人が最期まで闘い抜いた事を残したいと思いました。
お読み頂けたら嬉しいです。
なるさん(主人)会社員
私 パート
たろう(息子)高校生・ラグビー部
ことり(娘)小学生
2019.7.17
仕事で24時過ぎの帰宅となった。
パンを少し食べたとの事だが、大丈夫だろうか
以前から、忙しいとご飯を食べられない事がある、なるさん。
でも、今は一食一食が大事。
2019.7.20
昨晩は蒸し暑かったため、エアコンを入れ、なるさんには、リビングで寝てもらった。(節電の為、夏は集まって寝てます)
しかし咳き込んでしまい、しばらくソファーに座っていたなるさん。
最近は、ことりも隣の和室で私と寝ているので、起きてしまった。
この蒸し暑さで、みんな睡眠不足。
大丈夫かな。心配だなぁ。
今週も、たろうは、他校で合同練習と試合をした
もちろん、なるさんと見に行った。
じっとしていても、へばりそうな蒸し暑さ
そんな中、走り回っている高校生たちすごいなぁ。
みんな、がんばれ
2019.7.21
私の祖父の33回忌と、父の3回忌の法要のため、4人でお寺へ行った
なるさんは、こういった行事を大切にしてくれ、どんな時も快く参加してくれるのでありがたい。
久しぶりに4人でお出かけ。
法事だけど
いつもは、みんなで、お寺で精進料理を頂くのだが、母が、
「あまり長い時間だと疲れるだろうからと、地元に帰ってから、ゆっくり好きなものでも食べて」
とお金を持たせてくれた。
せっかくなので、おいしいと評判のおそばを食べに行った。
子供たちは、天せいろをおいしそうに食べた。
なるさんも、ざるそばを食べられた。
ことりは、いつも忙しいお兄ちゃんが一緒で嬉しそうだ。
みんな、お参りしてくれてありがとう。