2020年に52歳で、食道癌で亡くなった主人と家族のリアルな記録です。
当時の日記を元に、主人が最期まで闘い抜いた事を残したいと思いました。
お読み頂けたら嬉しいです。
なるさん(主人)会社員
私 パート
たろう(息子)高校生・ラグビー部
ことり(娘)小学生
2019.7.4
G病院 パクリタキセル 3回目
今日の採血は、4回目にてやっと成功したらしい
血管がだいぶ弱ってきている。
毎週だもの…
両腕はあざだらけ。
かわいそう
白血球の数が減少していたが、好中球の値は、まだ問題ないとのことで投与。
少しずつ抗がん剤による、ダメージが出ている。(せっかく坊主にしたけれど、脱毛はまだ)
会計 10,670円
2019.7.7
やはり、副作用のピークは4日目。
体の痛み、だるさ、眠気、発疹など。
味覚もおかしくなってきたようだが、頑張って食べてくれている。
今日で結婚19周年
ありがとう。なるさん。
これからも、末長くよろしくね。
2019.7.10
仕事が忙しく、帰りが遅い日が続き、体調が心配だ。
間食を取ることも難しいと言うが、チョコや、バランス栄養食などを、うまく活用してほしい。
帰りが22時を過ぎると、食べてすぐに横になれない為、食べないか、食べる量を極端に減らすので、より体力が落ちてしまう。
赤ワインは、毎晩飲んでいる。
ポカポカと体が温かくなるのが気持ちいいようだ。
なるさん曰く、発酵食品は体に良いと言う。でも、きっと、病気や仕事のストレスもあるんじゃないかな…