2020年に52歳で、食道癌で亡くなった主人と家族のリアルな記録です。
当時の日記を元に、主人が最期まで闘い抜いた事を残したいと思いました。
お読み頂けたら嬉しいです。
なるさん(主人)会社員
私 パート
たろう(息子)高校生・ラグビー部
ことり(娘)小学生
2019.4.26
退院2日目
昨日からの暖かさから一転、雨で薄ら寒い1日だった。
なるさんは休み。
私が仕事だったので車で職場まで、送ってくれた
ありがとう。
お昼は、用意しておいた、お気に入りのパン屋さんのパンと卵サラダ、コーヒーを飲んだそう。
全部食べられたのとのこと。
よかった。
2019.4.27
退院3日目
たろうのラグビーの試合観戦
時々、雨がパラ付き、風もあり、うすら寒かったのでとても心配だった。
ゴールデンウィーク初日なので混むかもと、かなり早く家を出た。
思ったより、早く着いてしまったため、レストランに入り昼食を食べた。なるさんはステーキを頼み一人前を完食した
今回は食欲の戻りが早い
2019.4.28
退院4日目
なるさん、掃除などをして体を動かしている。助かる〜
首周りや背中など、また、ブツブツができてきて、痒そうだ。
喉も少し腫れてきたそう。風邪じゃないといいんだけど。
2019.4.29
退院5日目
ことりと2人で、電車で私の実家へ行った。
たろうは部活がオフ
男2人で、お昼にいきなりステーキへ行って、ステーキを食べ、喫茶店へ入りコーヒーを飲みながら進路について話したそうだ。
この間、私がやらかして、ちゃんと話が出来なかったので、なるさんが場を設けてくれたのだろう。ありがとう、なるさん
夜、なるさんから、話を聞いたが、たろうも、思ったよりも色々と考えているんだなぁと安心した。
どうか良い道が開けるように頑張って欲しい。
どんな道を選んでも応援します。
2019.4.30
退院6日目
天候がイマイチなので、なるさんは、家でおとなしくしていたそう。
私は、仕事へ。
平成最後の日
天皇の退位の儀が、行われた。
天皇陛下、皇后様、長い間、お疲れ様でした。
ありがとうございました。