2020年に52歳で、食道癌で亡くなった主人と家族のリアルな記録です。
当時の日記を元に、主人が最期まで闘い抜いた事を残したいと思いました。
お読み頂けたら嬉しいです。
なるさん(主人)会社員
私 パート
たろう(息子)高校生・ラグビー部
ことり(娘)小学生
2019.2.1
放射線24回目
今日も1人で通院。
毎日、治療と仕事を頑張っている、なるさん。
インフルエンザが大流行しているので、とても心配だが、風邪も引かないでいる。
ことりは、クラスで流行っているので、学校から帰ると、いつも以上に、手洗い、うがいをしっかりして気をつけてくれている。
えらい
珍しく午前中に、4日からの入院が確定したとの連絡が入った。
会計 10,650円
2019.2.2
今日は放射線も仕事もお休み。
1週間の疲れが出たのか、調子が悪そうだ。体の痛みも、更に酷くなったとのこと。
午前中は、気持ちが悪いと、ずっとソファーで眠っていたが、昼食後、落ち着いたので、4日からの入院に備え、散髪しに行った。
2019.2.3
今日もあまり体調が優れず、ソファーに座って、ウトウトというより本寝している時間が多かった。
横になって寝れば良いと思うのだが、本人は起きているつもり
でも、いつの間にか眠ってしまうとの事。
明日から、また入院。
放射線治療を受けながらの抗がん剤
そして、体調が回復するどころか、日々、辛くなっているのに、抗がん剤で追い打ちをかける…
どうか、癌だけが弱っていきますように。