2020年に52歳で、食道癌で亡くなった主人と家族のリアルな記録です。
当時の日記を元に、主人が最期まで闘い抜いた事を残したいと思いました。
お読み頂けたら嬉しいです。
なるさん(主人)会社員
私 パート
たろう(息子)高校生・ラグビー部
ことり(娘)小学生
2018.8.29
術後40日目 G病院 退院
食道外科の先生から、今までの経過と今後の注意事項について、説明があった。
- 1ヵ月以上絶食していたので、食事をすることによって肝臓にものすごい負担がかかっているため「食べる」ということに、とてつも無いエネルギーを使うので、食後はすごく疲れ、眠くなる。
- 1ヵ月ぐらいは体重が減る可能性が高い。体重・運動・食事のバランスが大切。減った体重をどこまで戻せるか、最初の1ヵ月が勝負。
- 1ヵ月位は、お酒と刺激物はダメ
栄養士さんからも指導あり
- 消化の良いものを食べること
- ダンピングを起こさないように、食べ方にも注意すること
久しぶりの我が家
「虫や鳥の鳴き声が聞こえるっていいね。病院は雷くらいしか聞こえないよ」
となるさんが笑った。
確かに普段はあまり気にしてないけれど、我が家に来たお客さんからよく、
「ここは、鳥の声が聞こえていいね」
と言われる。
ことりは、お父さんの体調を気遣いながら、側を離れない。
たろうも安心したみたい。
やっぱり、お父さんの存在は大きい。
42日間もの入院。
そして大きな手術。
お疲れ様でした。
どんなにキツくても、人に当たる事などせず、前を向いて、闘ってくれました。
なるさん。
頑張ってくれてありがとう。
そしておかえり
子供たちも、それぞれ、自分のやるべきこと、できることを頑張ってくれた。
寂しかったり不安だったり、色々な気持ちと闘ってくれた。
そして、お父さんとお母さんを気遣い、色々、協力してくれた。
たろう。ことり。
ありがとう
家族みんなで本当に頑張りました。
これからも力を合わせ頑張っていこう。
会計 116,670円(手術費含む)
入院+手術、一体いくらかかるんだろうとヒヤヒヤしていた。
高額医療制度ありがたや