2020年に52歳で、食道癌で亡くなった主人と家族のリアルな記録です。

当時の日記を元に、主人が最期まで闘い抜いた事を残したいと思いました。

お読み頂けたら嬉しいです。


なるさん(主人)会社員

 パート

たろう(息子)高校生・ラグビー部

ことり(娘)小学生高学年


2018.3.2

生命保険会社の担当の方に連絡


まだ、ことりに病気の事を話していないので、LINEでのやり取りをお願いした。

本当は客とのLINEでのやり取りは、いけないそうなのだが、我が家の事情を知り応じてくれた。

また、費用以外にも、何でも相談して下さいと言ってくれた。 

ありがたい。



2018.3.4

なるさん、まだ喉が腫れているそう。

36.9℃と微熱あり

今日は休みなので、ゆっくり休んでほしい。



2018.3.5

なるさん、ちょっとスッキリした顔付きで仕事から帰ってきた。

少し体調が良くなった気がするとの事。でも、まだ喉の腫れは引かないみたい。


不覚にも、私、首を痛めてしまった。

こんな大事な時に泣



2018.3.6

G病院病院 なるさん1人で

・超音波検査

(首の周りをエコーでグリグリ。少し痛かったそう)


・内視鏡検査

(麻酔で眠っている間に検査。組織を取ったのか?目覚めると痛みがあったそう)


会計札束 15,280円



微熱があり、喉の腫れと痛みがあるなるさん。このところ体も痒いらしい。

ただの風邪である事を祈る…

って言うのも変だけれど

早く元気になあれ。


明日も検査で病院へ。

体調が優れないし心も疲れてきているよね。

大丈夫かな。

お疲れ様。なるさん。



2018.3.7

G病院病院 なるさん1人で


・食道・胃X線検査

 バリウムが詰まる事なく飲めたそう


会計札束 3,110円


連日の辛い検査、お疲れ様でした。

これで治療に向かえる。



首を痛めた私を気遣ってくれる、なるさん。

こんな時に、ごめんね。

そしてありがとうハート