nest。5 LAST | 潤いと和み。

潤いと和み。

世界中に巻き起こしてる5人が大好き♥
末っ子溺愛中です♥

末っ子ふたりの妄想bl書いてます。
J×Nオンリーです(๑´ㅂ`๑)♡*.+゜

大丈夫な方のみ、お進みください♡




妄想blです。













お嫌いな方はスルーで。













抱き合った後の、ほんの少しの身体のだるさ。
それさえもかずを感じられるひとつの証のような気がして、胸が締め付けられる。
腕の中のその人を撫でていく自分の手のひらが感じている温度は、体温とはまた違う温かさのような気がして、いつまででもそうしていたい気にさせる。

あー...もう、ホント
めっちゃすき。

頭悪そうだけど、かずを見ると、触れると
その言葉しか出てこなくなる。

口に出したものの、何十倍もその言葉が頭の中を駆け巡ってるって、きっとかずは知らない。


「...すき。だいすき。」

「...どこが?」

思わず零した言葉なのに、返事が返ってきた事にちょっとだけ驚いた。

どこが...って

「んー...まずは、やっぱり顔。それから、俺にイジワルしたがるとこ。その性格も好き。」

かずはきっと知らない。
俺が一目惚れしたって事。
あの日、初めてかずを見つけた日、あんなに目が離せなくなる人に初めて出会ったんだ。

「ふーん。それだけ?」

「それだけじゃねぇよ。何て言うか...理屈じゃないんだ。」

「なんでそんな事聞くの?」

本能が求めるような感覚。
そして、それを受け止めてもらえる事の悦び。
上手く言葉に出来ないし、今更どうしてそんな事を聞くのか不思議になった。

「潤は、好きってたくさん言うから。」

「言っちゃダメなの?だって、本当だもん。
かずが何してても可愛いんだもん!」

なんでわかってくんないかなぁ?
何だかもどかしくなって、ぎゅって抱きしめる。
抱きしめる力の分だけ伝わればいいのにって、バカな事まで考えてしまう。

「ちょ、苦しいからっ!潤!」

「もぅ...かずが悪いんだからね。」

「やっぱ、そうゆうとこペットっぽいんだよねぇ。」

「...それ、どうゆう意味?」

かず曰く、
朝の情報番組のミニコーナー、犬が出てくる数分のやつ。
アレを見てたら、どうしても俺と重なったって。
で、ずーっと何でだろうって考えてたんだって。

「犬ってさ、ご主人様にずっと好き好き言ってるみたいだろ?何か、潤もそうだよなぁって(笑)」

「だって!好きなんだもん!思わず出ちゃうんだよ!」

「うん、わかってるよ。」

そういって、抱きしめてる腕をそっと撫でてくれる。

俺とかずの関係に、どんな名前が付いてようがそれに大した意味はないと思ってる。
側にいられれば、何だっていいんだ。
ペットとご主人様でも、恋人でも。
俺がかずを好きで、俺の気持ちをかずが受け止めてくれるって事実が大事だと思ってる。

お互いが居心地のいい関係なら、なにひとつ問題はないだろ?

どうせ外に出たら、こんなに触れ合っていられない。
それならせめて、この部屋の中だけは
自分の気持ちに忠実でありたい。


「かず...だいすきだよ。」

「うん、オレも。」

「だから...もっかいしよ!」

「は?!ちょ、もう無理だって!」

自分の気持ちに忠実に。
それなら、もっとかずに触れていたいから。

無理だって言うけど、ヤダとは言わない俺の優しいご主人様。
それが嬉しくて、逃げようとする身体を抱き寄せて、その首筋に顔を埋めた。

何度だって、抱きたくなる。
何度だって、受け止めてくれるよね?

だって、かずは俺のご主人様だから。

ね?





おしまい♡