Longing for・・・。23 | 潤いと和み。

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世界中に巻き起こしてる5人が大好き♥
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末っ子ふたりの妄想bl書いてます。
J×Nオンリーです(๑´ㅂ`๑)♡*.+゜

大丈夫な方のみ、お進みください♡

妄想blです。






お嫌いな方はスルーで。







いつもは早いまーの風呂なのに、今日はいつもより長くて。

さっき帰ってきた時の様子もいつもと何か違くて。


ちょっと心配になった。

何かあったのかな・・・。

考え出すと想像は嫌な方へ嫌な方へと広がる。

ちょっと様子見てこよう。

そう思って、バスルームのドアの前に立った。

耳を澄ますけど、中からシャワーの音もしない。
動いてるような音もしない。

もしかして・・・
そう思うと怖くて、だけどそのドアを開けるのも怖くて。

だから、そっと
音を立てないように、そっとそのドアを引いた。

中をそっと伺うと、洗面台の前に立つ裸のまーがいて。
その鏡を覗き込むみたいにしてたから、倒れてたんじゃなかったって、少しほっとした。

その時、鏡の中のまーと目が合った。

「ごめん!あんまり長いから心配になって!」

慌てて視線を逸らした。

「あ、もう出るから。」

それを聞いて安心して、ドアを閉めようとしたその時。

鏡の中のまーの背中が視界に入った。


あれ?

まー、虫刺され?

「ねぇ、冬なのに虫に刺されたの?」

痒いなら薬塗ってやろう。そんな気持ちから出た言葉だった。
だけど、それを聞いた途端、まーの顔が真っ赤になった。

・・・え?

・・・なんで??

「だいじょぶ!!虫刺されじゃないから!!」

「??虫刺されじゃないなら、なに?」

「・・・っ!もう!!子供は知らなくていいんだよ!!」

その言葉にちょっとムッとした。
だから、閉じようとしたドアを思い切り開いて。
「子供って、1つしか違わねぇじゃねぇかよ!!」

鏡の中のまーを睨みつけた。


その鏡に映るまーの上半身、胸とか鎖骨のトコとか、同じように何か赤くなってて。
それが結構な数だったから、やっぱり何か心配になって。

「ねぇ。それどうしたの?虫じゃないなら、何か変なの食べた?」

「・・・っもういいから!!」

バスタオルで隠そうとするまーが、あまりにも不自然で。

子供扱いされたのも悔しくて。

唇を噛んで睨みつけてしまった。

「・・・そんな顔しないでよ。」

「だって、まーが・・・。」

心配してるのに、隠すから。

振り向いたまーが、俺の頭をよしよしって撫でる。

「もう・・・そんな顔すんなよ。」

「だって、まーが・・・。」

「わかったから。とりあえず着替えるから出て?ね?」


リビングで待ってると、パジャマに着替えたまーがタオルでガシガシって髪の毛を拭きながら来て。
それを見て、冷蔵庫から取り出した麦茶をグラスに注いで、まーに手渡した。

「ありがとう。」

そう言ったまーは、いつもの笑顔で
それに少しほっとして。

リビングのソファに座るまーの反対側に俺も座った。