桜のした、きみと。6 | 潤いと和み。

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末っ子ふたりの妄想bl書いてます。
J×Nオンリーです(๑´ㅂ`๑)♡*.+゜

大丈夫な方のみ、お進みください♡



妄想blです。





お嫌いな方はスルーで。








二人でしゃがんで、舞う桜の花びらを見てた。
見てたはずなのに、いつの間にかじゅんくんが見てるのは俺で。


どうしたのかなって思ったけど、その見つめて来る顔が優しくて、嬉しくなる。


じゅんくんのでっかい目は、すごくたくさんの気持ちを伝えてくる。

俺への気持ち。
楽しいも、嬉しいも、可愛いも、好きも。

目は口ほどに物を言うって、まさにその言葉どおり。
だから、じゅんくんに見つめられると嬉しくなる。
嬉しくなって、きっと俺も笑ってると思う。


それが何だかちょっと恥ずかしくなって

「じゅんくん、行こ!」

立ち上がって、あとちょっとのその先を指差した。















しゃがみ込んで見上げた空が綺麗で、
それを見ているかずが綺麗で。

気付いたら、そんなかずを見てた。

何でこんなに綺麗なんだろう。
くるくると表情を変えていくその顔が可愛くて。
茶色の瞳は潤んで、オレを見上げる。
1人で過ごす事も少なくないからか、時々その瞳は淋しそうに見える事もあって、だから側にいたいって思って。

かずを見てると、胸がぎゅっとなる。
オレの全部で抱きしめてしまいたくなる。
そんな事したら壊しちゃいそうで出来ないけど。

優しくしたいけど、壊してしまうくらい抱き締めたい。
そんな相反する気持ちが、ぐるぐるして、
胸がぎゅっとなる。


だけど、だから。

そんな気持ちも全部含めて、かずに受け止めて欲しいと思った。
かずの全部を、オレで全部にしたい。



「じゅんくん、行こう!」



そう言って笑うかず。
目指す場所を指さして。

その笑顔が、仕草がまるで



一緒に、未来に行こう。



そう、言ってくれてるみたいで。


伝えてみようと思った。
今のオレの正直な気持ち。
かずが、欲しいって気持ち。

この気持ちも、かずが大好きな気持ちも
改めてちゃんと伝えようって思えた。