桜のした、きみと。3 | 潤いと和み。

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末っ子ふたりの妄想bl書いてます。
J×Nオンリーです(๑´ㅂ`๑)♡*.+゜

大丈夫な方のみ、お進みください♡




妄想blです。







お嫌いな方はスルーで。









待ち合わせたのはいつも寄り道するコンビニ。

入口近くのノボリには、イチゴのパフェ新発売の文字。

ちょっと心惹かれる。
けど、姉ちゃんが作ってくれたいちご大福の方が、きっとかずは喜んでくれるはず。

でも、やっぱり美味そうなそのパフェは
また今度かずと一緒に買いに来ようと決めた。




駐車場の隅っこに自転車を停めて、
バッグの中からスマホを取り出す。

アプリを立ち上げて、『 着いたよ 』ってメッセージを送った。

だけど、既読になる前に向こうから自転車でやってきたかずが見えたから。

大きく手を振る。
そしきたら、それに合せて大きく笑って。


うん、今日も可愛い。




「じゅんくん、おはよ。」


汗で少し湿った前髪が額に張り付いてる。
拭ってやろうと手を伸ばせば、一瞬で耳が赤くなった。

伸ばした指で、その柔らかい頬をむにゅっと抓って。

「なーに赤くなってんだよ?」

そんな可愛い顔されたら、ちゅーしたくなる。

「なってないよ!」

拗ねた声で答えて、オレのみぞおちにパンチするかず。

・・・痛くねぇし。

そんな仕草ですら、可愛いし。

そんな事を思ってたのがバレたのか、
もう行くよ!って抓ったままの右手の袖口を
引っ張る。


「それじゃあ、行きますか!」

二人並んで漕ぎ出した。






向かう先は、ここら辺では結構知られた場所。
桜並木があって、その先に公園があって。
だいたいみんなその公園にシートを広げている。
今日行くのもその公園だと思ってた。


「じゅんくん、オレの知ってる場所に行かない?」

「ん?あの公園じゃなくて?」

「あそこだと人がたくさんだから。穴場の場所があるんだ。」

公園の近くだよってしか教えてくれないから、
かずの道案内でその場所を目指した。