花火。3 | 潤いと和み。

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末っ子ふたりの妄想bl書いてます。
J×Nオンリーです(๑´ㅂ`๑)♡*.+゜

大丈夫な方のみ、お進みください♡

妄想blです。



お嫌いな方はスルーで。




並んで歩きながら、イロイロ話して分かってきた。
松本潤って、ちょっとオモシロイ。

天然っていうか、返ってくる答えが面白いんだ。
真面目なんだろうなって思った。

「松本ってさ、面白いな。」

素直に、思ったことを伝えた。
なのに、

「そんな事ねぇよ。オレめっちゃ人見知りだし。口下手だし…。」
「どの口が言うんだよ。オレ、松本と喋るの初めてだよ?でもこれだけ話せてるじゃん。」
「…確かに。」

顔を見合わせて笑った。

「みんなの言うとおり、可愛いな。」

そう言って、オレの頭をヨシヨシって撫でる。

「…可愛くねぇよ。」

何でか、みんなオレを可愛いって言う。
ヨシヨシって言いながら、頭を撫でる。
特別背が小さいわけじゃない。
まぁ、人より少し華奢かもしれないけど。

他愛もない話をして歩いてると、オレの家までもうすぐそこ。

「あ、松本。俺ん家こっち。」
「あぁ、じゃあここまでだな。」

オレより少し背の高い松本を見上げて、じゃあって言おうとしたらまた頭をヨシヨシって撫でられた。

「またな、にの。」
「にの?」
「あ、ダメだった?」
「いや、いいけど。」

何だか松本との距離が縮まった気がして、ちょっと嬉しい…かも?
それならと、

「じゃあね、潤くん。」

からかうつもりでそう言ったら、テレたように笑った。


手を振りあって別れたけど、何となく松本の背中を見送って、見えなくなってからオレも角を曲がった。