桜が開き始めた3月31日に
教室の稽古茶事をいたしました。

コロナがあったため
5年ぶりの茶事でした。

今回、ほとんどの方が
はじめての参加でした。

緊張もあったと思いますが
事前の勉強をしっかりと
してくださったことと

 

茶事ができない間、

稽古場でミニ茶会をしていたことで

比較的スムーズに
進めることができたように思います。

亭主をしてくださった方は
今回で2回目の茶事ですが、

亭主の役割を通して、

遣り甲斐と、

色々なことに広く興味を
持つようになった
と言ってくださいました。

何より
生徒さんの成長を感じ
うれしく感じました。


茶事をした甲斐がありました!



茶会の雰囲気を壊さないように
写真を撮らないようにしていたので
こちらに載せるものがありませんが、
文字だけで記録しておきます。


待合軸
土筆 画賛「春光」

本席軸
「百花為誰開」
(ひゃっか たがために ひらく)

「花は誰のために咲いているのか?」
という問い
「誰かのために咲いて
いるのではない
 ただ、無心に咲いているだけである」
ありのままの姿が

真実であり美しい


後座の花
貝母ゆり

 

 

茶入

萩 尻張

主茶碗

黒楽 銘「好日」



芽張柳蒔絵
芽吹いた柳が描かれています。

中が朱色なのが印象的


茶杓
銘「花の宴」

主菓子
花衣

干菓子
桜と早蕨


懐石
向付には「鯛」

炊き合わせは「筍、新若芽、鰊」

強肴に「独活の酢味噌和え」
など
春の献立をいただきました。



生徒の皆さま、
お疲れさまでした!


お客様チーム
 



亭主チームのお二人