茶道のお稽古では
お点前だけでなく、
その日使っている道具の話も
よくしているのですが、

継続してテーブル茶道に
参加してくださっている生徒さんから
こんなお話しを伺いました。


生徒さんのお祖母さまが亡くなられて
遺品の整理をされたそうです。


お祖母さまは陶器がお好きで
器や茶道具をたくさんお持ちでした。


他の御親類は器に興味がなく
要らないとおっしゃったそうなのですが、


生徒さんは茶道を習ったお陰で
陶器などに興味を持ち
ご自身で勉強もしていたので


お祖母さまの残されたものの価値がわかり
大切に受け取られたそうです。



「茶道を習っていて良かったと思いました。」
とお話くださって
私もうれしく思いました。

興味がなければ
ただのガラクタに見えてしまうかもしれません。


でも、道具の価値は
値段だけでありませんから、

お祖母さまが大切にしていたものを
また大切にしてくださる方に
受け取ってもらえて
喜ばれているのではないかしら。

お家でもお茶を点てて
楽しんでくださいね。

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