きもので川越ツアー
続きは川越唐桟編です(^^)

散策編はこちら
http://ameblo.jp/na-go-mi-style/entry-12155623308.html


★唐桟とは?
江戸時代に
インドから輸入された綿織物。

輸入品は高価でしたが、
国内各地でも作られるようになり
その一つが川越唐桟です。

綿ですが、絹のように光沢があり、
粋な縞柄が大人気となりました。

江戸といえば粋。
粋といえば、縞。
縞といえば、唐桟

という感じでしょうか。

「平織り」「双子織り」があり、
双子織りは 極めて細い糸を
2本撚り合わせた糸を使うことで、

木綿でありながら、
やわらかく絹のようなの風合いが
でるのだそうです。

  私が綿着物や唐桟を知ったのは
かれこれ20年ほど前かな・・・。

有吉佐和子さんの小説
「真砂屋お峰」でした。


大好きな着物の描写や、
江戸文化の書かれた小説などを
読み漁っていた時に出会った一つです。

江戸っ子の心意気や
主人公とその夫の清々しさと相まって
木綿の着物や唐桟を
着てみたいと思ったのでした。

その後も、
何度か木綿熱が上がりながらも
なかなか木綿の着物を
手にすることができませんでした。

今回、念願叶っての川越で
唐桟を見る機会となります。

川越唐桟は
一度廃れたようですが
その後、復活されたようですね。

今、唐桟を扱うお店は
「かんだ」さんと
「笠間」さんの2件あるようです。

お値段は
機械織か、手織り
化学染料か、草木染
平織か、双子織
などで違ってきます。

綿は普段着ですので
私が購入するなら
化学染料、機械織のお手頃なお値段で
ただし、双子織のやや薄手で
やわらかいものが欲しいなって
思ってました。

私は厚みのある体型なので
織の着物など
ハリや厚みのあるものが
似合わないんですよね。

なので双子織のほうが少しお高いけど
こちらを選びたかったんです。

でも、でも
笠間さんで
手織りで草木染めの
素敵な反物をみたら
心躍りました。


私も
一緒に行った生徒さんたちも
テンション上がりましたね~♪


色合いも
縞の感じも
本当に素敵でした。
うっとりです。
お値段は一ケタ違いますけどね(^^;)


さて、二軒のお店を巡って
反物を拝見した結果

「かんだ」さんで
着物を仕立てていただくことに!

素敵な反物を見せていただいたり
親切丁寧に説明をしてくださった
「笠間」さんには
申し訳なかったです。

そして、
先日、着物が仕立て上がって
届きました。
うれしい!!!

チラ見せしますね。


藍地に
細く赤い縞が入っています。
とてもオーソドックスな
唐桟らしい柄だと思います。

最初は、古風な縞が欲しかったので
私のイメージ通りのものにしました。


見ているのと
実際、反物を当ててみると
似合うものが違いますよね。

これより細い縞もあり
悪くないけど
少し違うかな?

これより太めの縞のほうが
実は皆さんに好評だったり。

私、
割りとインパクトがあるものも
着こなせるみたいです(^.^)

生徒さんたちも
それぞれ似合うものが違っていて
ワイワイ言いながら
選ぶのも楽しかったです。

早くこの川越唐桟を着て
お出かけしたいな。

どこに行こうかしら?

美術館巡りかな・・・
友達とお茶したり
気軽に飲み会にも来ていきたいな。

また、唐桟で川越巡りもいいですね。


ということで
長々と書きましたが
とても楽しい川越ツアーでした。

秋には
大きなお祭りもありようなので
また行ってみたいです。


このツアーを
アレンジしてくださった生徒さんは
なんと下見までしてくださったそうで
本当にありがとうございました。

ご一緒してくださった生徒さんも
楽しかったですね!
ありがとうございました。

また、茶道や着物
そのほかの古典芸能など
何か企画して
一緒に遊びましょう!


最後は駅前のカフェにて