ロードスターRFのサスペンションはもともと柔らかい設定で、ロールもピッチも結構大きいです。
スポーツ走行よりも、ゆったり優雅に走る方向性だと分かりますが、柔らかい割にコツコツと突き上げ感の残る印象でした。その要因のひとつに、スタビライザーがブッシュと接着されていることで、サスペンションの動きにまで影響が出ているようです。
マツダとしてはこれもチューニングのうちの一つとしてそうしているのだと思いますし、ブッシュとスタビとの間での異音対策としても有効だと思うのですが、私自身がいろいろ試してみたい性格なもので、ブッシュとスタビがくっついてない状態にしてみたいなぁと思ったその数日後、自宅にオートエグゼのリアスタビライザーが届いていました。
なぜリアなのか、それはロードスターはリアシートとリアサスが非常に近く、乗り心地に直結するので、、、とかいう言い訳は置いといて、正しくは、交換が簡単だからです。フロントは大変そうなので、とりあえずリアだけです。
(そもそもフロントは強化幅が小さいので、鈍感な私には変化が感じられない気もします)
で、職場から帰ったらすぐに、地面にダンボールを敷いて寝転びながら交換作業を行いました。
はみ出したグリスがそのままで汚いですが、あとで拭いておきましたので、今は綺麗です(^_^;)
結果、乗り心地がかなり改善しました。水道やガス工事などでつぎはぎだらけになった道路でもピョコピョコしなくなりましたし、踏切を通る際もユッサユッサしないです。すごく滑らかな乗り心地。これはいいですね(^^)
スタビ本来の効果としてはノーマルから2.7倍くらいのバネレートにめちゃめちゃ強化されているので、体感できるというレベルを超えて、効きすぎだなと感じます(^_^;)
ハンドリングはクイックかつオーバーステアよりになりましたので、面白いといえば面白いですが、サスペンションをもう少し強化しないと、スタビの仕事が浮いているように感じます。ということで、近いうちにサスペンションを交換します。
車高調を入れるほど本気ではないので、とりあえず純正形状のビルシュタインB12を試すことにします。
車高は過度に下げたくないので、ストロークをしっかり残す程度に調節してみたいところです。