よく聞く言葉で、よく考えることですが、日々実感が深まる今日この頃です


一時は「みんなと分かち合いたい」なんていう幻想を見ていた頃もありましたが理由を考えれば考えるほど難しい事なんだと思えるようになります


なぜならば「知識の高いものは知識の低いものを理解できるが知識の低いものは知識の高いものを理解できない」そこだと思います


サラリーマン時代にもよく「社長の考えることはよく分からない」なんてことを思っていましたが今考えるとなぜ社長はそんなことを考えるのかという考えをあまり持たなかったし、それを考える知識が無かったことに集約される


ある程度の知識レベル差であればレベルを落として説明する事は容易ですが知識レベルの差が大きくなるとレベルの落とし方も当然大きくなります。


そうなると落とし方自体が困難になるのと説明自体にも時間がかかります。レベルが開けば開くほど理解する方も時間がかかりあまり現実的ではなくなってきます。


この差がジワジワでも縮まればいつかは、、、なんて事も考えられますがそれは会社の消滅を意味していて危険であると考えています。


なぜならそれは社長の成長速度が社員の成長速度よりも遅くなることを意味しているからです。


知識レベル、とひとえに言っても順番的に価値観、情熱、知識、能力と考えており序盤二つの価値観、情熱が社員より経営者の方が低いとそれは経営者交代だと思ってます。


価値観を磨きながら、情熱を燃やし続け、知識を蓄積することを辞めず、でもそれをすればするほど社員と離れていく、そんな矛盾を考えながらその矛盾をどう乗り越えていくか、という課題解決法を考えつつ頑張ります。