ニコラス・エドワーズさんの楽曲を
深く理解するために始めた
English Study
第3弾は
2016.11.30発売のアルバム
『GO EAST』に収録されている
「君のカケラ」
<2016.11.23#OKMusic UP's vol.148 ライブレポートより>
ーー長い時間をかけて制作したのですか?
そうですね。15歳の時に作曲した「君のカケラ」という曲も収録されています。
でも、「モナリザ」は締め切り直前で思い付いて作った曲だったり。
ーー日本語盤と英語盤は同じ曲でも印象が違ったりしますが、レコーディングする時にモードを切り替えるのですか?
切り替えるというより、どうしたら一番伝わるか考えますね。
今までと違うのは、以前は日本語で曲を作ってから英語に置き換えていたんですけど、今回は英語で作った曲と日本語で作った曲が半々ぐらいの割合なんです。
そういう意味でも洋楽と邦楽がいい感じで調和しているので、両方聴いてどの曲が日本語から作った曲か当ててみてほしいですね(笑)。
そういう作り方をしたことによってメロディーや言葉数やリズムが微妙に変わっていたりするから、同じ曲でもそれぞれ独立した2曲になっているので。
それがこれまでの日本語盤と英語盤とは違う魅力なんじゃないかな。
この文章を見つけて、納得です
更に、YouTubeで詳しく説明されている動画(2021.6.12公開)があります
『邦楽と洋楽の歌詞の違い』
邦楽は景色や季節、空・雲・木・花のような情景について歌詞に入っていることが定番
洋楽は状況の詳細、時間・場所・地名・どういう所で起きた話かを歌詞にする
作者にしか理解できない細かいフレーズが散りばめてある
曲を作る経験となった詳細を歌詞に入れることが多い
表現方法が違う
普段の会話で使わない言い方、美しい歌詞をどう書くか
ごく普通に毎日使っている言葉で、どれだけ響くような言葉を組み立てられるか
センシティブな内容
エッチな話しをする時、何かに例えることが多い ex:華が咲く
そのまま受け取ってしまうと過激な歌詞が多いが、何かの別のもっと深い話題を敢えてエッチなことに例えて作っている歌詞が多い ex:別れた恋人のなずなのに別れてからも営んでしまう歌詞依存症に対する歌
邦楽のサビの歌詞は変わっていくが、洋楽は繰り返される
Aメロ Bメロ サビ Aメロ Bメロ サビ2 大サビ サビ が定番
1番と2番でサビの歌詞が変わる
日本語の発音は英語に比べて一つの音が英語より長いので、歌詞を1番と2番で変えないと物語が思うように展開させていけない
Aメロ Bメロ サビ Aメロだけしか変わらない
全部違うと情報量がとんでもなく多くなってしまう
「Ocean♪」「Midnight Runaway♪」の2曲の歌詞を書き写していて
サビの部分が
日本語Ver.では変わるのに、英語Ver.では全く同じなんだけどなぜ
の疑問が晴れました
では、
15歳のニックの世界を深掘り
「君のカケラ」
「Little Town」
作詞・作曲:ニコラス・エドワーズ
キッチンの床でじゃれ合うふたり
いつかの子供を名付けてみたり
小さな部屋だけれど 僕たちだけのお城だよ
大きな世界の中で さりげなく暮らしてゆこう
Kitchen lights,sleepless nights
Your heart beats here with me
Silly fights,but we're alright
In your arms is where I'll be
Remenbering when we met at that cafe
A year ago in the later half of May
You pulled me close and I never asked you why
I know it then that this love was worth a try
sleepless nights 眠れぬ夜
Silly fights つまらないけんか
we're alright なんとかなる、大丈夫
In your arms あなたの腕の中
*ハグをしている状態や、横になりながら抱き合っている状態を指す
where I'll be 私はどこにいるでしょう
*「will be」という形で使う場合、be動詞は「~になる」という意味
Remenbering (過去の出来事や人などを)思い出す
A year ago in the later half of May 1年前の5月後半
You pulled me close あなたは私を引き寄せた
I never asked you why 理由は絶対に聞かなかった
worth a try 試す価値はある
君が好きだから それさえあればいいから
I'm coming home
I'm coming home to you
Tear me down,little town
I promise you we'll make it through tonight
I'm coming home
I'm coming home to you
Tear me down 涙が流れ落ちた
make it through 困難を乗り切る
come home 家に帰って来る
*話し手から見た中心人物が、話し手のいる場所の方向へ向かって「来る」イメージ
「涙なんか過去のものだよ」自信持って言ってあげたいけど
明日が見えない今日もこの手を繋いでほしい
Remenber when on the road we lost our way
A year ago in the later half of May
I pilled you close when I saw you start cry
You looked at me and you told me you were mine
I pilled you close 僕はあなたを引き寄せた
cry (声をあげて)泣く
you were mine あなたはわたしのもの
君が好きだから それさえあればいいから
君が好きだから それさえあればいいから
それさえあればいいから
Tear me down,little town
I promise you we'll make it through tonight
I promise you we'll make it through tonight
BSCラジオ
「英語を深掘り・海外ヒットソング英語」(通称#nnヒット)
番組の中で、ニックは
「アメリカでは場所や日にちを歌詞に入れるのが好き」
と話していました
A year ago in the later half of May
1年前の5月の後半と言うのは、学期末の頃でしょうか
実体験だとしたら、14歳の頃
背伸びしたい年ごろ
おませな高校生だったようですね
当時、どなたかに
この曲を歌ってあげていたりして
夢追い人はきっと情熱的だから
16歳の高校生の時に
1年間外出禁止令を(grounded)
出されてしまったのですね
YouTubeの動画で語られています
この動画の中で、とても関心した内容があります
「アメリカでは危機管理が厳しく
高校生の時ですら、行き先の家族とあいさつしてどういう価値観の人なのか
子どもを預けて大丈夫な人なのか
すごく細かく確認します」
ニックママの方針だったと思いますが
これは見習うとよいと感じました
ニックママの子育てには、とても興味があります
リンディさんには、いつか本を書いて欲しいと願っています
実現しますように
「バリ厳しかったなぁ」
「すごく親とは仲良かったけど、あの管理に反発して
家出に近いものを何度か。
仲良かった男の子とお互いの家に泊まると言って
車で3時間離れた大学の在る街に、勝手に遊びに行って
別の友達と騒いで悪さをしていた。」
益々ニックが愛おしく感じます
『GO WEST』のブックレットを見ていたら
とても興味を引く歌詞の英文を見つけました
My mama told to be a good boy
My daddy told me not to be nobody's toy
気になります
次の曲は決定です