昭和元禄落語心中^・ω・^ | ゆにふぉーむ屋さんのぶろぐ^・ω・^
落語って演じる人によってこんなに違うのか、という
落語そのものに興味を持たせてくれる、アニメ「昭和元禄落語心中」^・ω・^

落語とそれにまつわる人々の人間関係や葛藤を繊細に描いている作品で
見ていてとても引き込まれます。

1話は60分の特別編で「与太郎放浪編」が描かれ、
2話以降は「八雲と助六編」になり、与太郎の師匠の八雲もとい菊比古が主人公です。
最終的には与太郎の話になっていくんだと思うのですが、
アニメのメインストーリーは「八雲(菊比古)と助六」の話がメインなので、その紹介です^・ω・^

舞台は太平洋戦争前から、昭和30年代頃の「落語黄金期」まで。
望まぬ落語界への入門を強いられ、また落語が上達しないことに日々苦悩し続けていた若き日の八雲・菊比古と、天才肌で華のある落語家としてめきめきと人気・実力をつけてゆく初太郎改め二代目 有楽亭助六。
繊細で陰のある菊比古に対し、粗暴で明朗快活な助六という対照的な性格ながら、同い年で同じ日に師匠・七代目有楽亭八雲門下に入り、共に黄金期の落語界を若手ホープとして支えた2人の青春模様と因縁、みよ吉の登場と小夏の誕生、そして事故現場にいた小夏自身も忘れてしまった、みよ吉と助六の最期の真相が明らかにされる。


言葉ではなく、行間や表情で葛藤を表現したりする演出がとても好きです^・ω・^

物語中で落語を披露するシーンがたくさんあるのですが
ベテラン声優さんが演じるだけあって、落語そのものにも興味が湧いてきます。
のちに師匠と呼ばれる立場になる八雲(菊比古)も、最初は全然上手じゃなかったりして、
その上手くできない感じもきちんと演じ分けされていてすごいです。

八雲(菊比古)の色気のあるしっとりした落語も、
助六や与太郎の快活でしっかり笑いを引き出せる落語も、どちらも興味深いです^・ω・^

7話の時点では
長年落語に対して迷いが合った八雲(菊比古)が、ようやく自分の落語を見つけます。
落語へ向き合う姿勢は上向きになっていくものの、周りの人間関係はそうもいかないようで。
これからどうなっていくのか、楽しみです^・ω・^