舌を頼りに 33年間食べもの絵日記を描き続けている 雑食性サラリーマンです。

 

 

 

 

 

廣寿司本店(名古屋市)・切り寿司

 

 名古屋人の偏愛する食べ物に、角麩という生麩の一種があるが、この角麩を使った、隠れた名古屋名物が切り寿司だ。ようするに箱寿司の一種なのだが、大阪寿司のような彩など何もない、まっ茶っ茶の食べ物だ。

 

 具は穴子と角麩だけで甘いタレが塗りたくってあるので、見た目は乱暴なほどに茶色い。味はと言えば、タレは甘いし、角麩の味は微妙だし、おそらく名古屋人以外は素直においしいとは言わないだろうね、そもそも味覚と言うのはコンサーバティブなものだから。

 

 それでも自分の舌のリベラルさに自信がある人は、名古屋へお寄りの際はぜひお試しください、名古屋駅構内の廣寿司さんで食べられます。

 

 

 

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