舌の記憶を頼りに ２５年間食べもの絵日記を描き続けている 雑食性サラリーマンです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
福岡その３・楽天地
２６年前、はじめて福岡でもつ鍋を食べたときには、あまりの旨さにびっくりした。当時、もつ鍋は福岡以外ではほとんど知られていない食べ物だったのである。福岡の人間はこっそりこんな旨いものを食べていたんだぁと思った。
楽天地・天神本店は、当時からあった店だが、不思議なのは店の適度なキタナさを２６年維持していることである。味の方はちょいちょい進化していて、５年ぶりに訪れると、生のもつを、途中で鍋に加え、半生で食べるという方式になっていた。よほどもつの新鮮さに自信があるのだろう。締めに投入するちゃんぽんの旨さは不変だ。
ちなみに妻は「楽天地」を間違えて「新天地」と言っていたが、「新天町」とごっちゃになったのだろう、新天地があるのは上海である。
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