今回ご紹介するのはペナンに沢山あるインド系経済飯。だいたいは屋台村の近くに店舗を構えています。

店の造りもだいたい同じ。入口にカレーや惣菜を置くワゴンやパンを焼く鉄板などがあって、薄暗い店の奥にテーブル席があります。

注文方法も同じ。中華系やマレー系の経済飯は自分で好みの惣菜を取っていくセルフ方式が多いですが、インド系は店員にオーダーして惣菜を載せていって貰います。店員はほぼインド系の男性。先ずは店内か持帰りを告げて、カレーの種類、副菜や野菜を伝えます。皆んな英語が話せますが、カレー鍋は同じ色味で区別出来ないので指差しは危険。このオーダー方法がインド系経済飯店の最大のハードルです。

一般的なインド料理店と違って料理数は少なめ。カレーを一種類と玉子料理、付け合わせの野菜を選ぶのが一般的。白米が基本で時間によってブリヤニライス、インドパンなどが選べる店もあります。カレーの種類は鶏肉、マトン、ビーフ(水牛)、貝、魚など、具材によってカレーの味が異なっています。無難なのは鶏肉です。

お客さんは圧倒的にインド系なので、私はいつもテイクアウェイ。手ぶらで行くとビニールシートに一纏めにされてしまいますが、重ね弁当箱などを持参すれば比較的綺麗な状態で持ち帰れます。


ある日のインド飯がこちら。見ただけでは何か全く分かりません(笑)


『テイアウェイ。ライス ウイズ ミックスカレー(いろいろなカレースープをスプーン一杯づつかけてくれます)。ケチャップ チキン。(ケチャップとカレースープ煮た鶏肉で私の好物)。エッグオムレツ(タマネギ入りの卵)。キャベジ。』


とオーダーするとこんな具合に。


ボリューム満点ですがRM15以下でとても安い!

どの店もかなり美味しくてハズレはありませんが、特にお勧めは列が出来ている人気店。

列はとても早く進むので待ち時間は思ったより短め。何よりインド系の人が並んでいる店は絶対に美味です!