ハイチの会セスラ
↑ハイチに学校建てようって会↑
よっぽど恐かったらしい。
そしてその子はドアが開くと同時に慌てて飛び出して行ってしまった。
キッチンから出てきたルームメイトが「どしたの?」って聞いてくるが、オレにもさっぱり分からない。
とりあえずコーヒーを入れて飲みながら部屋を見渡してみると、彼女が慌てて出て行った理由が部屋のあちこちに見付かった。
先ずは汚い。
男の二人暮らしだから仕方が無い範疇だとは思うが、床にはビールの空き缶とウィスキーの空き瓶がゴロゴロしてる。
机の上にはルームメイトがその頃嵌っていた紙巻タバコのセット。
正にコレ!
コレと紙がセットで机の上に置いてあれば、間違いなく勘違いされるwww
このルームメイトは全くドラッグに興味を示さないやつだったんだが、使っている道具はたまに映画なんかに出てくるマリワナを巻くのと同じ物。
そしてキッチンカウンターにはオレの拳銃が剥き身で置いてあって、その横には週末の訓練用に買った、安いリロードの弾が300発ほど剥き出しのまま置いてあった。
スペイン製の安銃
こいつの横に300発出しっぱなしだったのさ。
なんで剥き出しかって言うと、安いリロードの弾だと、たまに薬莢に傷が付いていて弾詰まりを起す事があるから使う前に全部の弾を点検するんだが、途中で投げ出してストⅡ始めてしまったからだ。
そしてオレ達二人はパンツ一丁にTシャツ一枚。
インターフォンのところにはフルネームで男の名前が二つあったはずだ。
それを承知で男しか住んでいない密室に来たんだから、もっと恐い思いだってするかもしれないのに。。。。。
「キュー」ってwwwwww
例え神様が憑いていると信じていても逃げ出したくなるんだな。
それ以来そのアパートの他の住人の所にも勧誘は来なくなったそうだ。
今その子がどんな暮らしをしているかは知らないけど、はっきり言っておこう。
その神様は何があっても守ってなんかくれない。
その代わり何かあったら何も無かった事にされるだけさ。
ああ、でも結婚相手は用意してくれるらしいぜ。
その時のルームメイトは最近結婚したし、オレも入信するかな。
終り
↑d(・∀・)イイ!! と思ったらくりっく☆くりっく!
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流石はドーキンス先生。
残りの人生が決まっちまった子供に夢を与えようって団体