緑の券作戦 | 昔話しですが、Los Angelesに住んでました。今はだいたい日本に居ます。やっぱりほぼ日本に居ませんw

昔話しですが、Los Angelesに住んでました。今はだいたい日本に居ます。やっぱりほぼ日本に居ませんw

最初にアメリカに行ったのは1989年頃から10年位住んでました。

もう20年位まえに帰ってきてるんだけど、あまり話した事がないんで書いてみようと思う。

思い出した順に書くので時系列はバラバラで、記憶を頼りに書いてるので、体験記ではあるけど正確さには欠けます。

湾岸戦争『Operation Thunderstorm(砂の嵐作戦) 』の時、一時的に徴兵が復活したんだが、何を勘違いしたのか海外からの留学生にまで徴集礼状が届いていた。

 

 

 

この徴集を断るためには弁護士を立てて、形式ではあるが、申し立てをしなければならなかった。

 

 

 

オレの周りにいた数人の所にも届いており、かなり面倒な事になっていたようだった。

 

 

 

しかし当然メリットもあった。

 

 

 

当時既に永住権の無い外国人に従軍させるのは違法となってはいたが、そこはそこ、いい加減なアメリカ人のやることだから、入隊させたはいいが後になって外国人だと分かって慌ててグリーンカード(永住権の証明カードの事。昔は緑色をしていたためにこの呼び名で呼ばれている)を発給したなんて話しを聞いたことがあった。

 

 

 

まぁ本当の話しなのかは分からないが、アメリカなら十分にありえる話しだ。

 

 

 

グリーンカードが欲しかったオレは、毎日自分の郵便受けをわくわくしながら覗いていたんだが、一向にオレのところには徴集令状が届かなかった。

 

 

 

周りの知人友人に確認してみたところ、ある法則が見つかった。

 

 

 

カレッジや大学に行っている人の処のみに届いていて、専門学校や特殊学校に通ってる連中のところには届いていない。

 

 

 

当時オレはヘリコプターの専門学校、分類的には特殊学校に通っていたためオレの所には届いていなかった。

 

 

 

別に戦争に行きたかった訳ではなく、グリーンカードが欲しかったオレはいい事を思い出した。

 


続く
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