いつだったかそんなに忙しくも無く、オフィスで留守番してる以外何も無かった時。
LA在住の日本人女性から、娘が行方不明だと電話で相談を受けた事があった。
ティーンエイジャーの娘を持った母親が、前日の夜から帰って来ない娘を心配して電話をかけてきたわけである。
確か最初の電話は昼頃で、「前日の夜から帰って来なくて、一緒にいるはずの友人にも連絡が取れないんですがどうしたらいいでしょう?」って相談だったんだが、「(たかだか)一晩位で行方不明扱いにするのはどうでしょうか?もう暫く待ってみたらどうですか?」ってなだめて電話を切った。
翌日の午前中にもまた同じ女性から電話があり、やはり「娘がまだ帰って来ないのでどうしたらいいでしょう」って聞かれた。
行方不明の届けって、確か連絡が途絶えてから48時間以上経過してないと受理されないから、その時点で出しても受理してもらえな。
「とりあえず交友関係にこちらから連絡をとって、話が大袈裟になってる事をアピールをすれば帰ってくるかもしれませんが、それでも料金は発生しますよ」って説明をした。
料金の説明と同時に娘が帰ってきた時に怒鳴りつけるのは逆効果になるので、できるだけ穏やかに迎えるように伝える。
丁度この頃に保護者代行サービスで高校生を担当する事になったので、その手の本を何冊も読み漁っていて、確か「家出を繰り返す子供を怒鳴りつけるのは逆効果だ」って書いてあったのを覚えていた。
なんでそうなのかも覚えていて、本の受け売りを偉そうに話している時に、相手が「あっ、ちょっと待ってて下さい。」って言って受話器を置く音とともにどこかに行った。
続く
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ああ、、、何かこんな本だったかなぁ。。。。
多分中身は50年前の物でもたいして変わらないと思う。
1000年前でもたいして変わらんだろうなぁ。。。。