警備の仕事、特に要人警護の場合、危険な場所に近づかない、近づかせないのが仕事。
その為には警護対象者の行動範囲を念入りに調査しておき、もしも何かあったらとっとと逃げるが基本。
映画みたいに銃を撃たなきゃいけない状況になったって事は、その仕事は失敗した事になる。
しかし調査となるとそうは行かない。
行きたくなくてもそこに有用な情報があるとなると、行かない訳には行かない。。。。。
1週間の間に別の数箇所も当たってみたが、結局何処も同じで知らないって言われて終わった。
そしてまたPasadena。
指定された『next week on same time same day』がやって来た。
日が暮れかけてきていて雰囲気的には最高潮に達している。
前回と同じ所に車を止め、例の住所にある家の呼び鈴を鳴らす。
今回は前回と違ってすぐに反応があった。
スポットライトを浴びているのは変わらないが、、、、、。
中から高齢の女性の声で、「直接じゃないけど彼の親戚に連絡が付いたよ。あんたの連絡先を置いて行きな!」と唐突に言われる。
感触は悪くない。
自宅の電話番号の書いてある貿易をやろうとしていた時の名刺を渡す。
渡すと言っても外壁にあるポストから入れるわけで、直接手渡しではない。
すると、「お前さんの免許証も見せな!」って、、、、、どれだけ用心深いんだよ。
気が付かないかもしれないけど、写真も本人ではない。
免許証をカード入れから出して、同じようにポストに入れる。
続く
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真面目な話し、免許証もICカードになったけど、これって機械があれば個人情報駄々漏れって事だろ。
↑みたいな防御策を講じないといけなくなった訳だけど、どうせこれもイタチゴッコになるんだし。
余計な事して不便になってないか?
内需拡大狙ってるのか?