笑いのつぶやき
笑いの散歩 301~500
笑いのつぶやき
「貧困者と円安」
いつまで続く円安と、どうでもいい呑気な男のセリフ。
だが、年金生活者の私はこれが円安かと、店先に並ぶ数字の伸びに少々驚く。
悪いが 円ドル換算はこの通りだよ
だが、こればかりではなく、こっちもあっちも伸びている。まるで寝ている赤子を一斉に起こしたように値上げ値上げのラッシュだ。
大好きなウナギだってそうだ。
物価が上がる度に
ウナギの蒲焼だって黙っちゃいない。
ウナギは食っちまいば終わりだ
それよりこっちが面白いのだ
ところで、先見のあるおっちゃんは、円安で少しでもいいから裕福を考えたいなら、外貨の金融資産を保有しろという。
外貨の金融資産?
急にそんなこと言われても困る。
この歳でNISAなんて言ったって、誰が相手にしてくれる。余生のおいぼれが何を考えるかと人に笑われるのがオチや。
吾輩は 蚊帳の外?
そんなことを考えていたら蚊帳の外にいることに気付いた。
成るほど、円安だろうが円高だろうが蚊帳の外なら面倒な値上げの雑音も気にならなくなった。
円安ぶぎうぎ。
こうして、貧乏なら貧乏成りきで、
団子片手にお花見が一番やなぁ。
為替相場より団子だよ
こうして欲を忘れ無意識なれば別世界。
それに円高が過ぎて餓死することもなかろう。
何とかなるさの意識の無さが
隠れ円高の貧困者だ。