ことわざ漫談小話
ことわざ小話 301~400
転ばぬ先の杖
これじゃよ これ
何や知らんが「衆議院解散」と、怒鳴っている父ちゃん。
こんなちっぽけな月給じゃ、やってられねえから解散や。と、うちの父ちゃん。酒を飲みながらテレビを見ちゃ解散カイサンと言うて解散地獄に陥っている。
カイサン 解散 わいも一緒に飲むのだ
うちは月給じゃなく年金じゃないかね?と、母ちゃんに言われるのだが、これまでの給料が、安っぽけな年金に化けたのだ。
ところで、父ちゃんが言うその解散はなんやね?
ミツバチ家族
だから、うちも家族が散らばって、それぞれが働きはじめる ミツバチ家族になるのだ。
父ちゃん、バカもいい加減にして、腰も抜けて酒に頼って生きている人が、なんで働ける。
一方、いい酒飲みは 友を呼ぶ
何言うのや、人生に欠かせないのが夢やないか。
そんな夢など野良犬に
小便ひっかけられるのがおちよ、
父ちゃんはもっと働こうとしているのに、
犬の小便とは何や?
叶わぬ世を憎んで毎日うっぷんばらしにお酒を飲んでいると、人間地獄に引きずり込まれ挙句の果ては百八つの病を持ち込んで野垂れ死よ。
とか威張っていて、
ババ蜂は とても怖いのだ。