【37記事目】団扇に一筆龍を描いて思ったこと | 唯一無二の生きた”一筆龍”をあなたに

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こんにちは、永田です。

 

 

 

今回一筆龍団扇を39名の方からいただきました。
 

本当にありがとうございます_(._.)_
 

現時点での進捗ですが、

 

8名の方には発送済で、7名の方が発送待ちです。
 

このまま制作を続けて7/28(日)に2回目の発送を行う予定です。

 

(2回目の発送で半分の方には発送できる予定です)
 

しばらくお待ちいただきますが、

 

皆さんの発展を願いながら精一杯描かせていただいています。

 

 

ここまで団扇に30体ほどの龍を描いてきましたが、

 

色々と感じたことがありました。
 

 

 

まず、1体目の胴体を描いた瞬間に思ったことですが・・・
 

 

 

 

 

「あっ、これ無理かも・・・」です。
 

 

 

 

普段一筆龍を描くのに適している紙は、

 

以前にも書きましたように表面がツルツルした紙です。
(カレンダーの裏面のようなイメージです)
 

それによって、うろこを鮮明に表現できて、

 

胴体の最後まで一筆で描くことができるんです。

 

 

 

今描いている団扇の紙質は、『和紙』に近く、

 

表面がざらざらしています。
 

 

こういった紙質ですと吸水性が良すぎてうろこが表現できず、

 

胴体を描ききることがとても難しいです。
 

 

 

また、団扇の骨組みの上に紙が貼られているため、

 

凸凹があり泡が立ちやすくなってしまいます。
 

 

簡単にいうと、団扇に一筆龍を描くのは極めて不向きということ(笑)
 

 

 

 

「そりゃ誰もやらないよな!」と思いました。
 

 

 

 

正直に言いますが、

 

 

「まいったな~、

 

今さらだけど皆さんにお詫びしてお断りするしかないかな・・・」

 

 

が一瞬よぎりました。

 

 

 

すると、あちらの方からメッセージが降りてきました。
 

 

「今までおまえにできなかったことなんて無いでしょ?

 

この状況だからこそやってみなよ!」
 

 

 

そういえばそうだ・・・
 

 

・サラリーマンを16年続けることができた
 

・そのサラリーマンを辞めることもできた
 

・”ありえない”と思っていた東京に移住することができた
 

・そして一筆龍に出会うこともできて、実際に描いている
 

 

 

不思議だな~といつも思うんですが、

 

この言葉で180度気持ちが変わって

 

「この機会は今後につながる架け橋になるからやりきりたい」

 

と心から思えたんです。
 

 

ここから得意の試行錯誤を繰り返していくうちに、

 

コツを掴んできました。
 

 

筆の水分量や塗料の調整をしたり、

 

筆圧を変えたりしています。
 

 

適した用紙での一筆龍のようには描けませんが、

 

最大限工夫をしています。
 

 

と、ここまでの過程で起こった気持ちの変化を今日は書きました。

 

 

”楽しんで描く”

 

”楽しんで描いた龍を届ける”

 

というスタンスは一切揺らいでいませんのでご安心ください。

 

 

こんな感じでーす。

 

 

 

急に息子が村人になって大笑いした写真




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