こんにちは。
今回は「怪我による不安を解消する方法」について書きます。
怪我。
それはスポーツをする上で無視できない存在。
そして
スランプに陥る大きな原因
でもあります。
「何していいかわからなくなる・・・」
「モチべ上がんないよ・・・」
「先が見えなくなった。不安で不安でしょうがないよ・・・」
と気持ちが落ち込んでしまったり
「動きたいのに動けない、マジイライラする」
「なぜこうなっちまったんだ!俺のバカ!」
「俺はなんてカス人間なんだ!」
と怒りの感情さえ抱く人もいます。
今回、怪我の正しい治し方というよりは
怪我による不安の取り除き方
を紹介していきます。
怪我とは、身体に傷を負うことです。
スポーツでは、怪我をすることで
練習や試合に出られなかったり
満足に動けない状態になります。
さらに、満足に動けない状態
身体的傷害を持つ状態にとどまらず
不安・ストレス・怒り
最悪、鬱になるといった
精神的傷害をもつ状態にまで発展します。
皮肉にも、
そのスポーツを熱心に取り組んでいる人ほど
精神的な傷は深くなります。
怪我の不安はどうすれば解消できるのか。
それは、
怪我が治った後の自分を想像すること
です。
治ったらまず一番最初にしたい練習や
出たい試合のイメージをします。
次に、その練習や試合で喜んでいる姿をイメージします。
そして、そのイメージを紙に表します。
文章なら取りかかりやすいですが、
できれば、絵のほうがいいです。
もしくは、似たようなシチュエーションの
画像をネットで検索してもいいでしょう。
重要なのは、
怪我が治った自分の姿を
自分の中に克明にインプットすることです。
自分の中で”なりたい状態”があったとしても
その姿が具体的にインプットされていなければ、
”なりたい状態”にはなれません。
これの説明は、非常に簡単です。
「目的地の場所が分からないのに、
その目的地へ辿り着けますか?」
この質問に集約されます。
たとえ、目的地にいたとしても
そこが目的地だと分からなければ
目的地に到着したことにはならないのです。
つまり、
目的地の場所を割り出す
⇒ なりたい姿をインプットする
ということです。
なりたい姿のいい例は、
「楽しい」「嬉しい」という場面です。
楽しい場面を思い出してください。
走高跳であれば
・ 「ふわっ」と空中で浮くあの気持ちいい感覚。
・ 少しバーに触れたけど、バーが残ってくれた時の爆発的な喜び。
・ チームメイトが笑顔で手を振って祝福してくれる情景。
が挙がります。
怪我が治った後のイメージとして適切なのは、
トップ選手の巧みなプレーより
過去に「嬉しい」「楽しい」と感じた瞬間
です。
怪我した状態で高みを目指すのは無謀です。
嬉しかった時の様子を克明に思い出してください。
文章・絵として紙に書きだしてみてください。
怪我の不安を解消する第一歩です。