以前少し触れましたが、採用業務をいい加減に実施する会社には入社しないほうがよいということについて、自分の経験からご案内したいと思います。

1.マーケティング志向が希薄
採用なのになんでマーケティング?という方がいるかもしれませんが、採用は顧客接点としては、非常に重要な機会なのです。連絡が取れない&遅れる、会場がいい加減、相手の態度が悪い、、、もしこんな対応をとられて、その企業の商品やサービスを受けようと思いますか?基本的に面接を受けるということは、少なくともその企業に関心の高い方ですから、裏切られたことは、逆に負の作用を強く誘発するのです。企業全体としてマーケティング志向が低いといえるでしょう。

2.業績が不安定&難があるということ
人材というのはゴーイングコンサーン(継続した企業活動)のためには、最も重要な要素(資産)であります。最近は人材不足で採用数を増やす企業が多いですが、数年前には0人のように、採用数の偏りが極端に大きいところは、資産が不安定であり、業績も連動するということです。

少し話がずれますが、新卒採用を数年間にわたり0にした企業は10~20年後に問題が発生すると思います。会社というのは企業間を越えた横のつながり(学生時代を含め)で、意思決定されることも多く、そのライン(パイプ)がなくなることは重大なのです。一般社員のころは大した影響もないのですが、年数を重ねある程度の決定権を持ってきた頃、それらの層がごそっといないと何が起こるか。。。正式な場以外にネゴシエーションができないんですよ。これはきつい。重要な決断というのは学生時代の仲間との立ち話からうまれるなんてことも意外と多いんですよ。

3.社員を大事にする風土がない。
一応、どの企業でも、人事系にはエース(というかその会社の考えを反映した人)を配置する傾向にあります。その人たちから、肩書きや学閥を重要視するような発言がでた場合には、企業体質がそうであると思った方が賢明でしょう。

4.会社内での意思疎通ができていない。
採用方針はもちろん、会社の方針や方向性については、社員に浸透していなくてはなりません(単なるスローガンを覚えているということではないですよ)。にも関わらず、よっぽど学生さんの方が知っているとことがあります。これは、意思伝達の手段が未成熟で、社内の風通しが悪いということに繋がります。

長くなりましたが、新卒向けの会社案内冊子のレベルが低いところもやめたほうがいいですね。。。会社の事業内容を1枚の冊子に網羅的にかつ興味を喚起するように作るというのは大変難しく、自社、市場、顧客を確実に把握した上で、コピーやビジュアルといったクリエイティビティを出すという作業になるのです。

ということで、いろいろと書きましたが、通常の企業の採用担当の方は、激務の中、ご尽力されていると思います。今日はそんな方々に感謝です。