5月31日から最後の注射を始めていたので、殆ど眠った状態。
一昨日の遺族会で看護師長さんから『最後の注射を患者さん自ら「お願いします」と言われたのは、Kさんが初めてでした』と言われました。
私の前では弱い母でしたが、最後まで自分の意思をしっかり持ってた人でした。
母との最期の夜はずっと手を握り続け、声をかけていました。
何時だったか、一度だけ母が手を握り返してくれました。
ビックリしたけど、凄く嬉しかった。
今思うと、あれが母からの『さようなら』の挨拶だったのかもしれません。
11時5分家族に見守られながら、静かに父の元へ逝きました。
この日の事は昨日の事の様に鮮明に思い出されます。
いつも母の事を想っては泣いてしまうんですが、
この3日間は本当に悲しくて寂しくて辛い。
お母さんが『もっと一緒に居たかった』って手紙に書いている様に
私だってもっともっと一緒に居たかったんだよ。
まだ母の意識がはっきりしている時に
『私が居なくなった後、Nが落ち込んでどうかなってしまうんじゃないかとそれだけが心配』と言われ
『大丈夫』って返したけど、自分が思っていた以上にダメージは大きかった。
一人きりの時間が寂しい。
昨日、お陰さまで無事に一周忌法要が済みました。
叔母や叔父も来て、父や母の話をしてくれて、母も喜んでいると思います。
皆さんに感謝しています。ありがとうございます。
又、明るく笑顔で頑張っていきますね
