近所に山椒が生えていて、そこにアゲハチョウの幼虫の青虫がたくさん生息しています。


7月くらいに一度大量発生して葉っぱを食べつくしてしまったのですが、それから1か月くらいかけて葉っぱがまた生え揃いました。


9月中旬になってまた青虫が大量発生しまして、再び葉っぱを食べつくしてしまいました。



毎日観察をしているのですが、今日は珍しい光景が見られました。葉っぱがあるうちは青虫は山椒の木の外に行くことがないのですが、さすがに葉っぱがなくなってしまい、旅に出ざるを得なくなったようです。



ボードブック はらぺこあおむし (偕成社・ボードブック) [ エリック・カール ]



数cmしかない小さな体からは想像できないほど長い距離を移動していて、数分のうちに5mほどは移動している青虫もいたと思います。




かねてから、大きくなった青虫の姿が消えるという現象があって、誰かに食べられてしまったのか、あるいはどこかに移動したのか。どちらなのだろうと疑問に思っていたのですが、少なくとも移動する青虫もいるということが分かりました。

残念ながら、今日移動しているのを見たのは蛹になるほどには成長していなかったのですが、どこに蛹を作るのか見てみたいものです。


捕獲してカゴの中で蛹になるのを観察するのは簡単ですが、野生の青虫がどこを蛹になる場所として選んでいるのか大いに興味がわきます。




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