嘉門達夫7YouTubeチャンネルのコンテンツが充実していて、「蔵出しライブラリー」という名の昔の映像のクオリティがけっこう高い。デビューアルバム「お調子者で行こう」に収められていながらリリース直前でレコ倫の審査が通らず、アルバムまるごと発売禁止になり、プレスし直したという「一発屋ブルース」。メロディラインは巡恋歌をベースにしている「帰ってきた小市民」とほぼ同じ(というかこちらが先?)。かなり毒の濃い内容ではあるが、ところどころ原曲を差し込みながら歌詞を拾い、笑いに昇華させていく技術が凄い。