Aマッソ特に加納の推し活・追っかけを始めて約5年に。コンビのラジオを聞く、ピンのラジオを聞き投稿する、マネージャーのTwitterをフォローし出演するテレビ番組をチェックする(関東ローカル番組はTVerなどで見る)、YouTube公式アカウントをチェックする、単独ライブに行く、ライブDVDを買う、連載を読む、著書が出たら購入、サイン会へ行く、というような日々を送っている。
ライブやラジオ、YouTubeのようないわゆるインナーでの活動は安心して見聞きできるが、野に放たれ、それほど知られていない番組等への出演は、(ウケるかな…)と見ているほうが不安になり緊張してしまう。特に賞レース、2020年、2021年、2022年と決勝に進出した「W」なんかは、心配でたまらず、娘が出ているような感覚で、これがファン心理か…と新しい自分を発見した気分だった。
最初に見た記憶は朧げだが、確かテレビ東京の「にちようチャップリン」。先生と生徒のコントかなんかをやってたと思う。割とキツめの関西弁と型にはまらない展開、独特のワードセンスに惹きつけられた。すぐにDVDを購入してじっくり見たのだが(ネタやらかし)、これがなかなかの出来だった。そこからのめり込み今に至る。
Aマッソ特に加納に見られる独特の立ち位置というか感覚は「芸人愛の強さ」。芸能人たるもの他者を蹴落とし、のし上がって、売れていく!という気合いはある一方で、合同ライブに呼ばれたときなど(行列の先頭とか)、「楽屋に芸人いっぱいおって嬉しい」という発言があったりする。女芸人同士の結びつきもあり、ある種ライバル関係にある「天才ピアニスト」や「紅しょうが」「ヨネダ2000」をラジオにゲストで呼んだり、「W」で負けた「オダウエダ」とYouTubeてまコラボしたりしている。ある程度売れたことによる余裕なのかな…と思っていたら、加納は昔からそういう活動をしていたようで、売れてない頃から芸人ライブのプロデュースをしていたエピソードがエッセイで語られたりもしている。
誰よりも他の芸人のネタを見ている結果として生まれたのがNHKの「ラフな生活のススメ」。ドラマ仕立てではあるが、合間合間にネタをはめ込み、ドラマのストーリーも微妙に連動する、というある種実験的な作り。脚本を加納が担当しているが、番組のコンセプト案自体も加納が出したのではと思わされる。芸人たる者「演者」としての立ち位置が当然大事なのだが、まとめ役というかプロデューサー的な立ち位置を女芸人で始めているのは加納が先駆者なのでは、という気がする。
今年あたり賞レースで結果出んかな…






