約32年振りに再読したが、記憶よりも数倍激しい内容でビックリ。
それぞれの章の前段はかなりリアルなタッチの大学批判・文壇描写、後段は文芸批評論講義の構成。
文壇の有名人が相当数変名で取り上げられている(遠藤周作、三浦朱門、曽野綾子、柄谷行人、浅田彰、渡部直己、栗本慎一郎…)。大学教授会描写はかなりキツめの描写だが、こんなこともあるのかなと震える内容ではある。
文芸批評論講義はライトな口調で語られているものの、内容はゴリゴリの硬派。終盤は全くついていけなかったので、サブ・テキストを読んで勉強します。
