発表された癌患者10年生存率について | 29歳若年性乳癌 Stage1 ルミナールA 33歳で出産→現在36歳

29歳若年性乳癌 Stage1 ルミナールA 33歳で出産→現在36歳

2013年12月 検診にて5mm弱のしこりをエコーで発見
2014年2月 細胞診
2014年3月 細胞診結果クラス3(判定不能)
2014年4月 転院→エコーにて9割癌であると言われる
2014年5月 針生検→ステージ1の乳管癌告知
2014年5月 術式についてセカンドオピニオン
2014年5月 温存手術

1999年~2002年内に発病された癌患者様の10年生存率が発表されましたね。

全体の数字としては,10年生存率50%強。


病気別の個別集計によると
大腸癌や胃癌などは5年を目処に横ばいになり,トータルで90%前後とのこと。

それに比べ乳癌や肝臓癌などは5年を目処に降下してしまっている。
と...,

何やら後ろ向きな表現法で報道していたニュースが多かったようでした。


それでも乳癌患者様の5年生存率は約85%,10年生存率は約80%。
私はそんなに低くはない結果ととらえましたが...。


ステージ別の集計ではなく全ての病期の患者様のトータルの集計の結果であるにも関わらず,逆に高い方なのではないかと前向きに感じました。


確かに大腸癌や胃癌等と比べると,癌治療の一区切りとされる5年を過ぎても再発の可能性が有るという意味合いでは勿論気が抜けない。
けど,ホルモン治療を5年から10年に引き上げようとされている現状だったりはきっと広く知られていることですよね。

皆さん長い目で見て身体と相談しながら調整している。

きっと5年でいわゆる『一区切り』になったとしても,トリネガの患者様や一部サブタイプの患者様を除いては,今後きっと5年以上の長い目で経過観察をして行く乳癌患者さんが多いのかと。

そう思うと『5年を分岐点に降下しています』とかそういう言い方の報道をされるとなんとなく『!??』と思いますね。