2月の読書 | うさぎと読書と、双極性障害と。

2月の読書

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走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫 む 5-10)走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫 む 5-10)感想
とても久しぶりに再読。走ることと小説を描くことをリンクさせつつ、どちらもストイックだ。 「職業としての小説家」もそうだが、村上春樹自身のことを語った作品は面白い。
読了日:02月29日 著者:村上 春樹
じい散歩 (双葉文庫 ふ 22-03)じい散歩 (双葉文庫 ふ 22-03)感想
夫婦とも90歳近く、3人の息子はみな独身で、引きこもりや借金まみれなど超ハードモードな一家。このご時世ありそうな家族が抱える問題ではあるが、暗くなくユーモラスに描く事で少しは明るくなるかな…??
読了日:02月25日 著者:藤野 千夜
しあわせは食べて寝て待て コミック 1-4巻セットしあわせは食べて寝て待て コミック 1-4巻セット感想
持病のため週4日しか働けない主人公が団地の大家さんはじめ、色んな人との関わりでゆるりと暮らしている。 薬膳、興味あるなあ。 人との関わりで人生の選択肢が増えていき、自分を肯定することも覚えていく様子にとても共感できる。 団地内の付き合いもいいなあ。 おせっかいな人は基本的に親切な人だと思ってる。
読了日:02月19日 著者:水凪トリ
俺はこのままひとりぼっちで、いつかおかしくなってしまうんだろうか (双葉文庫)俺はこのままひとりぼっちで、いつかおかしくなってしまうんだろうか (双葉文庫)感想
SNSでバズったある投稿を見て不安にかられるコンビニ店長から始まり、 似たような生きづらさや葛藤を抱える4人の10年にわたる群像劇。 この作家さん、こういう人物を描くの上手いなあ。 ドラマを見てるような感覚で、でもリアルではそこまで多くはなさそうに思う。 面白くてあっという間に読み終えた。
読了日:02月17日 著者:南 綾子
羅針盤の殺意 天久鷹央の推理カルテ (実業之日本社文庫)羅針盤の殺意 天久鷹央の推理カルテ (実業之日本社文庫)感想
3話とも面白かった!このシリーズ全部読んでるけど、もうどの話も予測がつかない。 ネコの話は著者の動物虐待に対する怒りが込められているように感じた。 最終話は驚愕!よくこんな話を思いつくな。 鷹央先生の超人的な頭脳は本当に羨ましいが、それと引き替えにしないといけない能力もあるんだな。
読了日:02月13日 著者:知念 実希人
墓じまいラプソディ墓じまいラプソディ感想
今作もまさに時代を切り取った作品で、高齢の親をもつ身としては首がもげるほど共感した。 結婚時に名字をどうするか、墓をどうするか、後継ぎ問題など面倒なことがてんこ盛り。 個人的には若い女性に幸あれ!! 垣谷美雨さんはめちゃくちゃ上手い。
読了日:02月09日 著者:垣谷 美雨
いい子のあくびいい子のあくび感想
歩きスマホを題材にして語られる、ちょっとした事に先に気がつく私から気がつかない人への憎悪が渦巻く。 その気持ち、割が合わないという思いはめちゃくちゃよくわかる。 歩きスマホには、私もぶつかってお前を加害者にしてやろうか!と思う。
読了日:02月05日 著者:高瀬 隼子
報復刑(3) (eビッグコミックス)報復刑(3) (eビッグコミックス)
読了日:02月01日 著者:トータス杉村
報復刑(2) (eビッグコミックス)報復刑(2) (eビッグコミックス)
読了日:02月01日 著者:トータス杉村
報復刑 (1) (ビッグコミックス)報復刑 (1) (ビッグコミックス)
読了日:02月01日 著者:トータス 杉村
超コミュ力超コミュ力感想
コミュ力とは聞く力。相手の話を遮らずきちんと聞き、相槌をうつ。 いかに相手に気持ちよく話してもらうか。 読めば当たり前のことしか書いてないのだけど、これが出来ない人がコミュ障というのか? 私は自分が話題を提供したり、喋る方が苦手だなあ。
読了日:02月01日 著者:田村 淳

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