12月の読書 | うさぎと読書と、双極性障害と。

12月の読書

12月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:1859
ナイス数:209

龍の墓龍の墓感想
ドラム缶の中で焼死体で発見された遺体と、別の場所での刺殺遺体。 VRゲームのストーリーに沿った犯行だと言うが、ゲームをしない私には用語からして何の事だかサッパリわからなかった。こ、こ、これは何ともしがたい。 次作に期待しよう。
読了日:12月23日 著者:貫井 徳郎
「おかえり」と言える、その日まで 山岳遭難捜索の現場から「おかえり」と言える、その日まで 山岳遭難捜索の現場から感想
救命の看護師から山岳遭難捜索チームに入った女性の実話。最近、遭難のニュースが立て続けにあったなと思いながら読んだ。 プロファイリングを使った捜索とその過酷さ、家族の絶望、遭難者が亡くなるまでに味わった苦痛や恐怖など想像するだけで胸が塞がる。 遭難者がこんなに多いことに驚き、そして、こんな場所で遭難するのかと。家族の経済的負担も相当なものだ。 単独行動は絶対にダメだ。
読了日:12月16日 著者:中村 富士美
スピノザの診察室スピノザの診察室感想
最愛の妹を若くして亡くした事で大学病院を辞め、地域病院で往診する医師の物語。 舞台が京都!! 高齢や終末期の患者の看取りで、派手さはないが、マチ先生の深い言葉を噛み締める。 どの登場人物もいい人ばかりで続編を読みたい。
読了日:12月15日 著者:夏川 草介
受精卵ワールド受精卵ワールド感想
不妊治療クリニックで胚培養士として働く女性のお仕事、苦悩、家族の物語。 初めて聞く職種と専門用語を検索しながら読んだ。 治療をしている女性の話は読んだ事があるが、治療する側の思いや苦悩なども大きいのだなと思った。 国家資格ではないのか。。
読了日:12月12日 著者:本山聖子
人はどう老いるのか (講談社現代新書)人はどう老いるのか (講談社現代新書)
読了日:12月07日 著者:久坂部 羊
彷徨う者たち彷徨う者たち感想
宮城県警シリーズ最終章。 災害の公営住宅への移転が進む中、仮設住宅で起きた殺人事件。 震災で大切なものを失くした者と、何も失くさなかった者。 復興が進む地域と、全く進まない地域。 そして、それぞれの思い。 このシリーズは本当に辛いが、今作も読み応えのある作品だった。
読了日:12月06日 著者:中山 七里
怪物の町 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)怪物の町 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
殺人が日常的に行われている町で、男子高校生が殺人を目撃する。 手に汗握る展開で一気に読み終えた。 怖かったし、いろいろ予想したけど、ミステリーで最後はこんな結末もあるのかと。 面白かったなあ。
読了日:12月04日 著者:倉井 眉介
命は誰のものか 増補改訂版 (ディスカヴァー携書)命は誰のものか 増補改訂版 (ディスカヴァー携書)感想
だいぶ前に購入してたのにようやく読み終えた。 優生学、臓器移植、安楽死、出生前診断などもとから興味もあり個別に書籍を読んでたものが、「生命倫理」というものだと知った。 正解はない、どう考えるか。 科学の進歩もな… 「私たちはどのような世界を望むのか」
読了日:12月02日 著者:香川 知晶

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