6月の読書 | うさぎと読書と、双極性障害と。

6月の読書

6月の読書メーター
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カケラ女 (ディスカヴァー文庫)カケラ女 (ディスカヴァー文庫)感想
女子大のミスコンに出場予定のひとりが転落死したことで、呪いが連鎖していく。 B級ホラー感たっぷりで嫌いではないがもう少し短くてもよかったかも。 女の嫉みと羨望は危険。
読了日:06月29日 著者:清水 カルマ
滅茶苦茶滅茶苦茶感想
独身を謳歌する女性、進学校に通う男子高校生、ラブホテル経営者。コロナ禍に3人の人生が転落していく絶叫ミステリ。物語が進むにつれ加速度的に堕ちていくさまは最悪だ。 最後は救いがあってよかった。
読了日:06月25日 著者:染井 為人
コメンテーターコメンテーター感想
何と17年ぶりの伊良部シリーズ第四弾。今作もDr.伊良部とマユミちゃんのコンビが織りなす珍治療の数々に大笑い。 どの話も珍治療に見えて、わりとまともな事を言ってるのだよね。「ラジオ体操第2」がツボで、私の事かと思ったわ。 私も"行動療法"と注射を受けたいなあ、ぐふふ♡
読了日:06月19日 著者:奥田 英朗
行きつ戻りつ死ぬまで思案中行きつ戻りつ死ぬまで思案中感想
大好きな作家さんの初エッセイ。小説はどの作品も共感できる点が多く、それはこのエッセイを読めばなるほどなと思った。 エッセイというより、様々な出来事に対する著者の考えを述べたもので、この思考がベースにあっての小説だと思うと合点がいく。わりと深い部分が書かれていて読み応えあり。
読了日:06月14日 著者:垣谷 美雨
最後の祈り最後の祈り感想
若い女性2名を惨殺し、死刑判決を受けながら罪のかけらも感じていない男と向き合う刑務官と教誨師。 重い!重すぎる!!400p超えの大作を一気に読み終えた。 とても著者らしい作品だと思うが、結末はやはりそうなのかと感じた。 今作では、刑務官と教誨師のとてつもなく過酷な仕事を知ることになった。 "暗闇を覗き込む覚悟はあるか?"
読了日:06月12日 著者:薬丸 岳

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