一年が過ぎて、ふと思ったこと | うさぎと読書と、双極性障害と。

一年が過ぎて、ふと思ったこと

昨日はむぎちゃんの命日だった。


亡くなってから気持ちが落ち着いてくると、


昨年の今頃は…をよく考えていた。


春ごろから特に。


ウサコさんやう〜太の命日もそうだけど、


命日が近くなると、とても悲しくなっていた。


命日は、遺された者にとってはとても悲しい日だ


と経験からも思っていた。


で、昨日も悲しい時間を過ごしてたのだけど、


お風呂で湯船に浸かっていると、ふと考えが


あたまに入ってきた。


それは、命日が悲しい日というのはわたし視点の


思いであって、視点をむぎちゃんに移すと、


すべての苦しみから解放された日で、


母ちゃんが泣いてるとか、もうおやつが食べられ


ないとかいう思いはあっても、片方で長く辛い


思いをしてきたぶん、その辛さから解放されて


ホッとしている面もあるのではと思った。


やれやれ、やっと楽になった。


そして、もう一度わたし視点に戻すと、最愛の子


が苦しみから解放されてやっと楽になれたのだか


ら、それほど悲しまなくてもよいのではと


思った。


シンプルな考えではあるけど、この一年で一度


もこのように考えた事はなかったと思う。


ただただ悲しくて。


昨日お風呂で唐突にこの考えがスルリと頭に入っ


てきて、すごくしっくりきた。


お風呂から出て時間をみたら、スルリと入って


きたのは、むぎちゃんの心臓が止まった頃だっ


た。


むぎちゃんが教えてくれたのだと思っておく。