何だか自分は落第者か
廃人のように自分にラベルを
貼っていたな。
それは、トップを目指すという幻想
そして、スペシャリストという
肩書に魅了された結果である。
人が好きではない。
なぜなら面倒だからである。
もっとシンプルに生きればいいのだ。
それだけのことである。
わたしはわたしでいいのだ。
そう気づいた時に
自分の決めつけを
取り除いてみたら
何とも気楽であるのだ。
たかがタンゴを踊っただけ
それも基本的なレベルである。
人のやり方に気づいた。
わたしが何をしたいのか
よくわからないと指摘された。
自分のやり方では気づかなかった。
そして、複雑な動きは無用である。
相手は何をしているのか。
基本的な動きを練習しているだけである。
タンゴの練習に来たわけではない。
それでもその体験は深くて濃い。
さらに凄いのは、わたしは、それを
やりづづけている。
それに気づいたことである。