詩の旅 -2ページ目

「タイムマシーン」

「タイムマシーン」

タイムマシーンにのって
いつに行くの?

タイムマシーンにのって
誰に会うの?

タイムマシーンにのって
何を変えるの?

僕は、タイムマシーンに乗らないよ
僕は、タイムマシーンに乗らないよ

タイムマシーンにのって
変える事ができるの?

タイムマシーンにのって
変わったら幸せかい?

タイムマシーンにのって
君ならわかるさ


僕は、タイムマシーンに乗らないよ
僕は、タイムマシーンに乗らないよ


躓いてもしょうがない
転んでもしょうがない

それが精いっぱいの結果なら
明日、笑い話に変わるんだ

躓いてもしょうがない
転んでもしょうがない

それが精いっぱいの結果なら
明日、笑い話に変わるんだ

僕は、タイムマシーンに乗らないよ
僕は、タイムマシーンに乗らないよ

昨日の僕は死んだから
昨日の君は死んだから





旅は、まだ続く。






「とどかぬ声」

「とどかぬ声」

とどかぬ声が、聴こえますか
飛び立つ朝、母上宛てに書かれた手紙を
読んだ事がありますか

彼らや、彼女たちの悲鳴が
残された者の嗚咽が
あなたに聴こえますか

いつの世も、踏みにじられて
犠牲になるのは、若い命ですね

お子さんがいらっしゃいますか
お孫さんがいらっしゃいますか
随分簡単にお決めになるのですね

あなたはきっと高みの見物を
決め込んで国家のためと
言うのでしょうね

法の下
人を殺せば囚人
戦場で
沢山殺せば将軍

戦争になったら
あなたが、この国の最初の兵士として
戦場で立派に戦うのでしょうね

この国の
総理大臣は、勇敢でした
と称えましょう

とどかぬ声が、聴こえますか
飛び立つ朝、父上宛てに書かれた手紙を
読んだ事がありますか

彼らや、彼女たちの悲鳴が
残された者の嗚咽は
あなたには無意味な物

いつも、踏みにじられて
犠牲になるのは、若い命ですね

とどかぬ声が、聴こえますか
飛び立つ朝、兄妹宛てに宛てに書かれた手紙を
読んだ事がありますか








旅は、まだ続く。





「冬茜」

「冬茜」

夕暮れポケットに
手を入れて

石ころ蹴飛ばし
歩いた

熱い思いも
スープのように
冷めるなら

急いで、あの坂道を
駆け上ろう

夢の色
決して褪せる事はない

友よ、また
冬茜の下で逢おう

逢おう 逢おう



帰り道、君は
落ち葉を拾って

大切そうに
本に挟んだ

尊い物に
気付く事が出来たなら

俺はもっと
人に優しくなれただろう

夢の色
決して褪せる事はない

いつか、また
冬茜の下で逢おう

逢おう 逢おう



乾いた心に
水をあげようよ
その瞳に
涙が、溢れるほど

夢の色
決して褪せる事はない

いつか、また
冬茜の下で逢おう

逢おう 逢おう






旅は、まだ続く。

「ジーパン」

「ジーパン」

出会いは、偶然を装いやって来て
別れは、いつでも突然やって来る

月を追いかけ、太陽が昇る
君は、ひとつもわかっちゃいない

「その膝の切れたジーパン、みっともないでしょ」って

君は、俺に言うけど

ポケットに、何が入っているのか知っているかい
君への愛で、いっぱいなんだ
君への愛で、いっぱいなんだ


電車の中から、君が手を振る
いつもの笑顔と白いマフラー

電車がホームを離れてゆく
あれが永久の別れになるなんて

「その膝の切れたジーパン、みっともないでしょ」って

君は、俺に言ったけど

ポケットに、何が入っていたのか知っているかい
今も君への愛で、いっぱいなんだ
今も君への愛で、いっぱいなんだ


雲を追いかけ、風が走る
季節は、巡りまた春が来る


「この膝の切れたジーパン、今日もはいて」

俺は、仕事に向かう

ポケットには、愛が入っているから
さよなら なんて言わないよ
永久に さよなら なんて言えないよ
永久に さよなら なんて言えないよ




旅は、まだ続く。




「私には夢がある」

「私には夢がある」

昨日までの僕に
もう逢う事もない

昨日までの君も
もうここにはいない

立ち止まってみても ただ歳をとるだけ
重い腰を上げた者だけが 夢に出会う

叩かれても、もう何も怖くない
私には夢がある

叩かれても、もう何も怖くない
あなたには夢がある

ギターを抱え
街角に立ち

天まで届くように
歌ってみる

言葉だけじゃ
寂しいだろうから

メロディーを
そっと 添えてみる


叩かれても、もう何も怖くない
私には夢がある

叩かれても、もう何も怖くない
あなたには夢がある

狭い 狭い この庭には
白と 黒と 黄色い花が咲く


狭い 狭い この庭には
白と 黒と 黄色い花が咲く


私には夢がある
あなたには夢がある






旅は、まだ続く。

キング牧師に捧ぐ。




俳優

高倉健
菅原文太
若山富三郎
松田優作
萬屋錦之介
勝新太郎
いかりや長介



仕事が好き、本気、まじめ、
きっと、そうだったと思う
思いたい。

皆好きだった。



とてもさみしい


先週、ブラックレインを借りた




旅は、まだ続く。



コルビジェ

コルビジェ


まったくの素人ですが

コルビジェ

好きなんですよね

たまには、音楽に関係のない話題


日曜大工で・・・
コルビジェだったら
どうする

そんな、感じで



お母さんのために作った家が、僕は好きです。





旅は、まだ続く。

「野に咲く花のように」

「野に咲く花のように」

乾いた砂の上
流れ落ちた血が

かさぶたの様に
固まってゆく

不気味な風が吹いていた

午前3時に目が覚める
汗まみれのベットの上

俺に明日は、明日は、
来るだろうか



自爆テロのニュース
いったい彼らは

命と引き換えに
何を、手に入れた

薄暗い雨が降り続く

午前3時に目が覚める
汗まみれのベットの上

すり減ってゆく人生に
脅えながら



真夜中、娘の寝顔を見ていた

薔薇じゃなくていい

野に咲く花のように

野に咲く花のように






旅は、まだ続く。

「君に手紙を書こう」

「君に手紙を書こう」

随分遠くまでやって来た
風の音、波の音が囁いた

秋色に染まった大船渡
俺たちの歌、待ってた人がいた

君に手紙を書こう
君に手紙を書こう

まだまだ、俺の人生も
捨てたもんじゃないって事を

生まれたばかりの小さな命が
母親の腕に中で泣いている

こんなに愛おしい姿が
いったい 他にあるだろうか

君に手紙を書こう
君に手紙を書こう

まだまだ、俺の人生も
捨てたもんじゃないって事を

大切なものをそう、守る為
そいつが正しいと人は戦ってゆく

俺から見ればそれは、白
人から見ればそれは、黒

戦ってゆきましょう
戦ってゆきましょう

本当の敵は、「あきらめ」という名の
たった一つの言葉です。

戦ってゆきましょう
戦ってゆきましょう

本当の敵は、「あきらめ」という名の
たった一つの言葉です。

君に手紙を書こう
君に手紙を書こう

気づかなかった
この世界はまだ素晴らしいってことを

君に手紙を書こう
君に手紙を書こう

貰った命だ、貰った命だ
死ぬまで生きてやる








旅は、まだ続く








「空」

「空」

隙間だらけの心
埋めようとして生きている

君の胸に顔を埋づめれば
何もかも忘れられた

ただ、子供の様に眠るだけさ
今は、過去になり
見上げた空だけ 
時が止まったままだ


夕暮れまで遊んだ
「暗くなる前に帰りなさい」

瞳の中探した
探した 母のぬくもり

ただ、子供の様に眠るだけさ
今は、過去になり
見上げた空だけ 
時が止まったままだ

貧しい心は、王様になりたがり
王様は、いつも後ろ指刺されて裸のままだ


それは、まるで水の様に
指の隙間から落ちて

本当に欲しい物を
僕はまだ知らない

ただ、子供の様に眠るだけさ
今は、過去になり
見上げた空だけ 
時が止まったままだ









久しぶりに一曲出来た。
まだ、力が残っていた。
素直に、嬉しい。

旅は、まだ続く。