【妊娠40週2日目】最後の診察日〜緊急入院、陣痛促進剤前編〜

みなさん、こんにちは

Rikoです。

今日で40週2日。

自然に陣痛が来るのを待っていたんですが、まだまだお腹の中にいたいのか、ついに予定日を過ぎました...！！

事前に予約していた定期検診を受けに

5/27(月)、イルサンCHA病院の産婦人科へ行ってまいりました。

いつも通りに受付でお会計から済ませ、血圧・身長・体重測定、尿検査を済ませて、

診察室の前にあるソファーで待機しました。

あ〜これももうすぐで卒業なんだな〜なんて噛み締めながら待っていると、

診察室から看護婦さんが出てきて、私の名前を呼んでいるではありませんか！！

『Rikoさん！血圧をもう一度測り直してきてもらえますか？』

おお！なんだ〜お安い御用ですよと、軽い足取りで再計測し、私の診察までしばらく待ちました。

ピコーン！

電子パネルに私の名前が表示され、

私の順番が回ってきたのを教えてくれます。

「コンコン！先生、失礼します〜』

まだ陣痛こなかったね〜なんてスモールトークを挟みながら、

これまたいつも通りリラックスした雰囲気で診察が始まりました。

ところが突然、先生が真剣な表情になり

「血圧が高いね、笑ってる場合じゃないよ。今日入院するからね。」

”ええええええええええーーー！！！”

夫と目を合わせて、

「先生、今日産むってことですか！？」

「ただ診察だけと思ってたから、心の準備が、、」

詳しく話を聞いてみると、

前回の診察の時も血圧が140代で、今日も140代だったので、

高血圧が続いて危ないということで緊急で入院し、

誘発分娩で出産する運びとなりました。

診察が終わったら、看護師さんから入院手続きの説明を受け、

階を移動して実際に入院の手続きを行い、家族分娩室へ。

急遽、入院になったので夫に一時帰宅してもらい、

入院バッグを持ってきてもらうようにお願いしました。

(私たちは自営業なので、今日の仕事もあり、ここでしばし夫とはお別れ、、。)

まだまだ実感が湧かないまま、入院服に着替えてベッドに横たわり、

長い問診が始まり、点滴を打ってもらいました。

他の妊婦さんたちの情報通り、下の毛剃ってもらい、

任意で浣腸もするかしないか選べます。

いきんだ時に排泄物が出てくるのを未然に防ぐ為にするようで、

私もお願いしました。

この浣腸が元々10分耐えなきゃいけなくて、

なんだ！余裕かも！と思ったのも束の間。

1分過ぎで猛烈に耐えられない苦痛が襲ってきます。。

「5分は耐えてもらわないと、浣腸した薬だけ出てきて意味がなくなっちゃうんですよ」

看護師さんは応援するような表情で言ってくれました。

結構我慢するのが辛かったんですが、これからの出産を考えると、こんなの朝飯前よ、、

そう考えながら、なんとか必死に5分耐えました。。

それから10分後の11時40分。

トイレに行くと出血がありました。

これがお印なんだろうか。。

出産が近づいてるようで、だんだんと緊張が高まってきました。

11時50分、ついに陣痛促進剤が投与開始されました。

すぐには変化がなく、しばらく待っていると

12時15分、腰がズーンと重たくなり生理痛のような痛みを感じ始めました。

12時35分、夫との通話中に看護師さんが部屋に入ってきました。

私が通話していたのもあり、看護師さんのマスクごし＋早口で聞き取れず、

「うん？なんて言ったんだろう？」と思った瞬間、、

地獄の内診！！！！！

これほど衝撃的な痛みは人生で初めて味わいました。

通話中のまま手からケータイが滑り落ち、

必死に横にある手すりを握って、

このメリメリメリ…！と膜が剥がされるような痛みと闘いました。

てっきり点滴や体調確認など簡単な確認をしに来たのかと思っていて

すっかり油断をしていました。。

内診が痛い事は、なんとなく知っている程度でしたが、

想像を遥かに超えてくる痛みでした。

本当に本当に痛かった、、

口からふぅ〜っと息をゆっくりスローモーションで吐き出しながら、

変に力まないように、必死に声を殺して耐えました。

すると、股がじわ〜っと温かいお湯が流れ出る感覚が！！

「破水しましたね〜」

と看護師さんの言葉の後、初めての内診が終わりました。。

それからずっと陣痛は続き、

13時30分、14時10分に内診をされました。

15時10分。

看護師さんがゾロゾロと4人ほど部屋に入ってきて、

点滴などいろいろ見回ったのち、なにもせずに退場。

いつの間にかうたた寝をしていて、

次はトイレで検尿検査を行いました。

この時も出血していて、赤ちゃんが産まれるまであとどのくらいなんだろう...

と、どんどん緊張が高まっていきました。

15時40分。

担当医のキム先生と看護師さん4人がやってきて、

ひとしきり私の状態を確認した後、

先生「Ricoさん、促進剤止めて自然に陣痛が来るのを待ってみようか！」

私「え〜〜〜〜〜〜〜！！！！」

残念ながら子宮口が2cmしか開いてくれなかったようで

今日はひとまずやめて、明日また促進剤を打とうねと伝えられました。。

今日てっきり会えるものだと思ってたばかりに、

「まだ出てきたくないのかな、、」と正直不安な気持ちになりました。

15時45分。

看護師さん入室。

お腹にブルブル振動を与える機械で寝てる赤ちゃんを起こしてあげるそうです。

こちらも一旦様子見とのことでした。

16時00分。

ベテランの助産師さんが内診してくれました。

この方の内診はとっても痛くなくてビックリ！！！✨

結果はまだまだ子宮口は2cmでした

17時00分。

初めて見る看護師さんが内診に来てくれました。

この時は痛かった、、。

17時40分。

仕事を終えた夫が到着しました。

片手には病院の中にある韓国海苔巻き屋さん「キムガネ」で買ったキンパが！

17時45分。

リクライニングベッドを操作して上半身をゆっくり起こし、

キンパをいざ食べようと準備していた時。

「あれ、、、、？　お腹が痛くない」

永遠に続くかのようなあの陣痛が嘘のように消えてしまいました。。

頑張ってここまで耐えたのに、、という気持ちと、

痛みからの解放だ！なんて幸せなんだ！！

という気持ちでした。

体力をたくさん消耗したからなのか、元気になったからなのか、

急にお腹が空いてきたので（笑）、キンパを夫と2人で美味しくいただきました。

それからいつの間にか寝ていて、気づけば19時55分。

看護師さんが部屋に入ってきて、再度お腹にセンサーを取り付けてもらいました。

この時間から禁食となりました。