「こんにちは〜」
笑顔で来たのは宗教活動をしているエホバの人でした。
コロナ禍になる前から時々、玄関先まで来て、神の教えの素晴らしさを聖書の中から1つ2つ教えてくれます。
感心しながら聞いていると、子供達に、
「お母さん、入らないでね」
「洗脳されてない?」
「何か買ってない?」
等など、心配してくれます。
エホバの証人になるつもりは全くないのですが、
我が家に来てくれる女の人はとても感じの良いおばさんで…
聞き上手でもあるので、私はついつい気持ちよく話してしまい、また話を聴き入ってしまい…。
今日はまた、一つだけ…と言って、農家さんが忍耐強い訳を聖書の言葉を使い、教えてくれました。
なんと書いてあったか忘れてしまいましたが
以下のような内容でした。
農業と自然は切り離せなく、農作業は天候を見ながら進めなくてはならなくて、
どんなに頑張っても自分の力だけではどうにもならない職業です。
「自然に忍耐が身に付いていますよね」
そんなふうな事を言ってくれました。
確かに…
私の父も農業をしていて、常に天候を確認しています。
一週間先の天気を見ながら、作業内容を決め、一日の中でも朝早くは風が吹かないからその時間にハウスにビニールをかけたり。
今日中に終わらせたかった仕事も雨が降ったら中断、風が吹いたら中断
思うように行かなくてもイライラもしません。
天候次第では大凶作の年もあり、そんな年は、農作業が全て終った冬季間に内地へ出稼ぎに行ったと聞きました。
自然の力を変えることは出来ないので、自分がどう動くかを考えるしか無いのです。
人も同じなのかな…と思いました。
相手を変えようとするより、自分の心持ちを変えたほうが、ずっと潔く、いい方向に進むような気がします
父はその事を無言で教えてくれていました。
教えてる感覚は無いと思いますが(^_^;)
改めて気づかせてくれたエホバのおばさんにも
父にも
感謝
明日は父の86回目の誕生日です。
毎年、忙しい時期で何もしていません
今年も休憩時間に父の好きな美味しいおやつを一緒に食べようと思います
普段、血糖値が上がるからと母に甘いものを禁止され、黙って言うことを聞いてる父
父自身も気をつけていて、大好きな饅頭を我慢しています。
時々、母の目を盗んで食べてるようですが
父はそんな母に反抗どころか、自分の体まで管理してくれることに感謝しているのかも知れません。
私が今、一番尊敬する人を聞かれたら、迷わず『父』と答えそうです。
父の健康管理をしている母あってなのかも知れませんが…
話が本質から逸れてしまいましたが、
最後まで読んで頂きありがとうございました
お父さん、誕生日おめでとう💐
一日早いけど
今まで元気で居てくれてありがとう。これからも無理せず長生きしてね