【ロッセリーニ家の息子 守護者】
(原作) 岩本薫 イラスト: 蓮川愛
(キャスト) (マクシミリアン・コンティ) 遊佐浩二×鈴木千尋 (ルカ・エルネスト・ロッセリーニ<杉崎琉佳
>)/
鳥海浩輔 (東堂和輝)/ 小野大輔 (早瀬瑛)/ 森川智之 (レオナルド・ロッセリーニ)/
中村悠一 (エドゥアール・ロッセリーニ)/ 佐藤晴男? (ルカの祖父)/ 園部啓一? (石田)/
樫井笙人 (和輝の伯父)/ 岩崎征実 (芝田)/ 中西英樹? (芝田の部下)/
小池いずみ? (ルカ<子供>)/ 関山美沙紀? (ミカ)/ 植竹香菜? (レオナルド<子供>)/
藤本教子? (エドゥアール<子供>)
(あらすじ) おまえ以外は何も欲しくない――。
それが、この狂おしいほどの感情を恋と自覚した瞬間だった。
護る者と守られる者――。
最高の男たちが、忠誠と恋情の間で揺れるスペシャル・ラブ・ロマンス!
シチリアのマフィア・ロッセリーニ家の三男として生まれたルカは、規律の厳しい家から逃れる
ため、亡くなった母の生地である日本への留学を希望していた。
しかし兄たちが突きつけてきた条件は、長兄の補佐であるマクシミリアンを護衛役として同行
させること。
反感を覚え距離を置こうとするルカだったが、任務に忠実なマクシミリアンを遠ざけることは
かなわず、却って束縛は強まるばかり。
ところがその裏では、ロッセリーニ家の息子であるルカを巡る抗争が始まろうとしていて
――!?
岩本薫が贈る、極上ラブ・ロマンスシリーズ第2弾
(感想) ロッセリーニ家三男ルカの話。
「略奪者」と比較すると、多少のいざこざはあるものの、何も知らないマフィアのお坊ちゃまが、生
まれた時から一番近くで自分を守ってくれた人、彼こそが実は最愛の人だったと気が付くという、
割とBLテンプレな話。
岩本先生は、こういった良くある話を実に上手に劇的に書く人だと思う。
脚本も多分良いのだと思うのだが、本当に二枚組CDなのにその長さに感じないで聴ける
( *´艸`)
キャスト的にも遊佐さんの低音敬語攻め×あどけない鈴木千尋さん受けは安心して聴ける。
でも、今回の美味しい役どころはやっぱり鳥さん演じる藤堂だろう。
普通の話ばらば、藤堂が当て馬的な役どころとなる感じだけど、岩本先生の話は良い人は最初
から最後まで良い人なのね・・・という感じで、安心したというか、ガッカリしたというか・・・(;^ω^)
まぁ、そこまで良い人だった藤堂だから、この後別作品のメインになれたんだと思うけど・・・(#^^#)
(原作既読) ×
(視聴方法) 猫耳FM
(評価) ★★★