【ロッセリーニ家の息子 捕獲者】
(原作) 岩本薫 イラスト: 蓮川愛
(キャスト) (エドゥアール・ロッセリーニ) 中村悠一×野島健児 (成宮礼人)/
小西克幸 (サイモン・ロイド)/ 高塚正也? (和田勝)/ 上別府仁資? (橋口)/ 太田哲治 (北川)/
木川絵理子? (久保田)/ 古川かおり? (楠本)/ 中西英樹? (フロント)/ 興津和幸 (フロント)/
根本圭子? (漆畑)/ 中根久美子? (坂上)/ 佐藤晴男? (和田凌一郎)
(あらすじ) あなた以外には私を抱かせない――。
それが、この過ちを一生で一度の恋と自覚した瞬間だった。
捕らわれる者と捕らえる者――。
最上の男たちが、熱情と執着に胸を焦がすスペシャル・ラブ・ロマンス!
成宮礼人がアシスタント・マネージャーとして勤務する『カーサホテル東京』が、イタリア資本
のロッセリーニ・グループに買収された。
創業40年を誇るホテルの歴史を護るためにも気を引き締める礼人の前に現れた新しいボス
は、プラチナブロンドにクールなアイスブルーの瞳を持つエドゥアール・ロッセリーニ――礼人
が10年前、一夜の過ちを犯した相手だった。
しかしエドゥアールは、過去のことなどまるで記憶にないかのように、礼人を改革の右腕にと
望んできて――!?
岩本薫が贈る、極上ラブ・ロマンスシリーズ第3弾が待望のドラマCD化!
(感想) この話から、ロッセリーニ=マフィア色が殆ど無くなってしまい、普通のリーマンBLになってしまっ
た。
それ自体が面白くないという事ではないが、折角イタリアマフィアの話が基になっているのに、ど
うして普通の話にしてしまうのか・・・非常に勿体ないと思う。
まぁ今回の登場人物が、過去二作が完全に守られキャラであった受けに対して、礼人は自分か
ら動いていく能動的な受けキャラだったのは嬉しかった。
ノジケンさんはこう言うひたむきに頑張る美人受けキャラが本当に良く似合うなぁ。
一つ難を挙げるとすれば、最初、二人が身体を重ねるシーンがとても早急であった事(もう少し
二人が惹かれる何かが欲しかった)、そしてすれ違いの原因がエドが出した手紙にもあるのな
ら、そっちのシーンもちゃんと書いて欲しかったかな。
実際こういう話しだったら二枚組が三枚組でも良かったかなぁ。
そうして、じっくりと二人の馴れ初めや、その後を聴きたかった。
(原作既読) ×
(視聴方法) 猫耳FM
(評価) ★★★