【ギヴン-given- 1】
(原作) キヅナツキ
(キャスト) 斉藤壮馬 (佐藤真冬)/ 古川慎 (上ノ山立夏)/
内匠靖明 (中山春樹)/ 日野聡 (梶秋彦)/矢作紗友里? (上ノ山弥生)/ 榎木淳弥 (板谷)/
八代拓 (植木)/ 本多真梨子? (笠井)/ 大地葉? (和果)/ 増田俊樹 (柊)/ 濱野大輝 (玄純)
(あらすじ) 好きだったはずのギターも、おもしろかったはずのバスケも、くすんで見え始めたある日。
上ノ山は、壊れたギターを抱えた真冬と出会う。
ギターを修理してやったら、途端に懐かれるが、偶然聴いた真冬の歌が、上ノ山に刺さって
――。
(感想) この話を聴いて、もう随分と昔になるが、とあるバンドに入れあげていた事を思いだした。
「バンド」のバの字も知らなかった自分が、ギターも弾けない癖に、音楽雑誌から色んな知識を仕
入れた。
あの時の感覚が蘇るような気持ちになった今回の話。
色んなモヤモヤを全て音に詰め込んで、それを自分の事のように反芻する。
不確かな事でも、救われた気分になった不安定な時期。
そんな、不確かさを立夏と真冬に感じた。
キャストも、メインの四人はまさにピッタリ。
先が知りたいのに、
「その先にあるモノは、この四人にとって良い事ではないんじゃないか・・・そればらば知りたくな
い・・・」
そんな矛盾した気持ちにさせる、ある意味とっても心に残るCDだった。
そんな事思いながらも、きっとこの先の話も聴いていくんだろうな(;^ω^)
(原作既読) ×
(視聴方法) 猫耳FM
(評価) ★★★☆