こども達の教育に対する私の思い
和泉市議会議員 谷上 昇
過去の日本は
「こどもにとって楽園」であった
様々な海外の文献に残されている
過去の日本における「こども達の生活」。
海外の記者は日本のこども達について
「世界中で日本ほど、こどもが親切に取り扱われ、そしてこどものために深い注意が払われる国はない。
丸々とした容貌で、ニコニコしている所から判断すると、こども達は朝から晩まで幸福であるらしい」
とどの国の文献においても綴られています。
発展途上であった世界各国は産業革命等により
こども達は「労働力」と扱いを受けていた時代
奴隷制が根強かった西洋ならびに世界から見た日本のこども達はとても幸せに映った事でしょう。
令和4年度を対象に
文部科学省が行った調査
小・中学校における
不登校児童生徒数は299,048人
前年度から54,108人（22.1％）増加
10年連続で増加
過去最多となりました。
小中学校の
いじめの認知件数は663,348件
前年度から64,849件（10.8％）増加
暴力行為の発生件数も
過去最多95,426件
前年度 から18,985件（24.8％）増加
自殺した児童生徒数は
小学生が令和3年と比べ2倍以上
（小学生１７人・中学生１４３人・高校生３５４人）
どの調査結果を見ても驚きを隠せません。
日本はこどもが自殺する国になりました。
いい大学へ進学し就職するのが「正」
とされ精神的な成長を無視し
個性を失い
「人間を標準化」する教育
が行われています。
膨張資本主義社会での
評価は数字でしかなく
戦後の日本教育を
真面目に受けてきた大人達は
自分のこどもに
その価値観を押し付ける
「連鎖」が起こってしまう。
偏差値で並べられる様な
我々が受けてきた
既定の教育システムの
根本を考え直し
こども達一人一人の個性を認め
より精神や心を育てる教育が必要です。
そもそも
こどもを評価する必要性があるのか
評価の基準は誰が決めるのか？
現在のこどもの評価基準は
「現代社会にあてはまるか」
という事での評価で
人間としての評価ではありません
評価を受けるため
全員が同じ人間
でないとダメなのでしょうか。
「前にならえ」からはみだし
少しでも人と違うこどもは
「誤」であり
いきつくと
ころは「発達障がい」等という
定義もあやふやな言葉に
こども達を区分してしまう。
こどもに無関心な社会では
問題を解決することは
出来ません。
自分のこどもだけではなく
日本のこども・世界中のこどもは
我々大人が育てるのだという
意識が必要。
慣れ染まった大人を変える事は難しい
理想とする社会を創る
「新しい教育」を議論し
現在のこども達が大人になった時
そのこども達が
過去の日本のこども達の様に
心が豊かで幸福な社会を過ごせるよう
行動を起こす責任が
現代の我々にあります。
市政報告
和泉に公的子どもオンブズパーソン制度を
つくる会会報へ寄稿
※友達目標1000人！現在473人😢
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